2017年度、野外採集(昆虫採集)シリーズ。第16回目のご報告です。

今回の採集舞台は九州 宮崎県です。

今回の記事は7/11~7/12の採集場面をまとめたものをご紹介したいと思います。

 

時折雨が降るものの、ようやく梅雨明けの兆しが見えて来ました。

 

7/11の採集。

最近好調のハルニレの群生。

 

片っ端から蹴ってみると、

 

最初から好調!

ミヤマクワガタ♂72.0mm

 

ノコギリクワガタ♂72.2mm

 

ミヤマ72mmも大型ですが、ノコギリ72mmはそうそう見かけないサイズ。今年はこれで72mmUPが2頭目の出逢い。素直に嬉しいですね!^^

 

近くで出逢ったのが、

マメコガネというコガネムシ。

このコガネムシ、近づいて見ていると、人の気配を感じたのか、なぜか足を上げる?

まるでダンスをしているかのよう。面白い虫です。

 

7月12日の採集。

早朝、採集に行く前に見た朝焼けの空。

とても美しく思わず撮影!
誰かに見せたくなるような美しさです。^^

 

スズメバチもカナブンも蝶も盛んに樹液をむさぼっています。

 

実はこの木の少し下の方に、

 

大きなウロがあるんです。

 

上にいるスズメバチを刺激しないようにそーっとウロから取り出したのは、

 

大型のヒラタクワガタ

ヒラタクワガタ♂69mm

大台の70mmにはあと1mm届きませんでしたが、野外採集品としてはこれでも十分立派!

胸側に少しのケンカ傷があるものの全体的にとてもきれいな個体です。

 

また近くの木を蹴ってみると、

凄く綺麗なノコギリクワガタが落ちて来ました。

 

ノコギリクワガタ♂70.2mm

サイズはギリギリ70mmUPありました。
凄く湾曲ある美個体です。

 

また近くのハルニレの木の小さいウロに、

沢山のスジクワガタがいました。

画像には全部は写っていませんが、合計6頭いました。しかも6頭全て♂。

 

左がスジクワガタ♂34mm
右がスジクワガタ♂32mm

どちらも特大個体ではありませんが、このクラスになると斧状の歯型も出て立派です。

スジクワガタはここ宮崎では生息している箇所もとても局所的である程度標高がある狭い範囲で見られます。数も多くはありません。

月夜野きのこ園がある群馬県ではコクワガタよりスジクワガタの方が多く見られるほど沢山の個体を目にすることが出来ました。

所違えば主に生息してる虫の種類もの大きく変わるものだなぁと実感した次第です。

 

このような感じで採集を楽しみました。

今回も大型の個体を多く目にすることが出来ました。やはり今がクワガタのピークっぽいです。

 

また次回、どんな虫達に出逢えるのか?
今から待ち遠しく楽しみです。(^^)

 

※この方法はあくまで私自身のやり方です。人それぞれによって採集方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。

 

※採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。(^^)

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