日本に生息するクワガタムシの中でも、最も頻繁に見かける事の出来るクワガタの一つ、それがコクワガタです。

一般的には小さいクワガタというイメージがありますが、実際よく見てみると、とても格好よの良いクワガタなんです。

先日、飼育していた本土コクワガタがBasic200(菌糸カップ)管理の元で羽化してきましたので、今回の飼育日記では、その時の羽化時の様子をご紹介してみたいと思います。

★★羽化時の様子★★

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 【コクワガタ♂46mm】

羽化直後の為、体も柔らかく固まっておらず、色合いもまだ赤い状態です。今後、次第に黒くなって、体も固まってきます。

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 【コクワガタ♀30mm】

こちらの♀もまだ羽化直後の状態です。次第に体も固まり黒くなっていきます。

【飼育種】
和名:コクワガタ
学名:Dorcus rectus rectus

【羽化体長】
♂46mm
♀30mm

【使用したエサ】
Basic200(菌糸カップ)

【設定管理温度】
25℃前後

【羽化までにかかった時間】
1~2令入して約7ヶ月程度

【その間のエサ交換回数】
交換1回、同じBasic200(菌糸カップ)を2個使用

 【飼育をしてみての感想】

今回、コクワガタの幼虫を25℃前後管理の元に、Basic200(菌糸カップ)で飼育してみました。

結果から申し上げると、飼育自体はとても容易な種だと言えます。

菌糸カップ自体が栄養価が高いので、この容量のエサでも♂も♀もなかなかのサイズが羽化して来てくれました。

交換も菌糸自体の劣化を考えての途中1回のみ。

マット飼育で管理すれば劣化の心配も少ないのでエサ交換の必要もないかもしれません。

また今回は常時温度設定をして管理しましたが、コクワガタは元来、日本に昔から生息している種。温度管理無しでも羽化してくれることと思います。

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こうしてみると、素晴らしく格好良いですよね。

皆さんも機会がございましたら是非飼育してみて下さいませ。

※今回ご紹介した飼育のやり方や、虫に対する考え方等はあくまで私Shihoの個人的なやり方や考え方であってそれを強要するものでは御座いません。あくまでご参考程度にご覧頂ければ幸いです。ご理解&ご了承の程、よろしくお願い申し上げます※

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