菌糸ビンから生えたキノコを食べてみよう の実験レポート
2011年6月23日
こんにちは、実験担当のkomaです。
たまに、長期保存していた菌糸ビンにキノコが生えてしまうことがあると思います。
食用キノコの種菌を使用しているので食べられる
という事なのですが、味はどうなのでしょうか??
そこで、「菌糸ビンから生えたキノコを食べてみよう」と思います。
今回は、菌糸ビンからワザとキノコを生やすために
きのこ園のキノコ発生室に菌糸ビンを置きました。
普段は、しい茸を栽培している部屋です。
当初、私はキノコの発生室に入れれば3日くらいで生えてくると思っていたのですが
流石はきのこ園の菌糸ビン1週間経ってもキノコが生えてきません!!!
菌糸ビンとしてはかなり優秀です!!が!しかし、今回はキノコを食べるので
早くキノコが生えてほしかったです・・・。
結局、2週間かかりました! しかし栽培用に比べると生えた本数は
かなり少なめの2本です!! 幼虫飼育用の配合なので仕方ありません。
月夜野きのこ園の菌糸ビン、菌糸ブロックにはオオヒラ茸系の種菌が
使用されていますので、出てくるキノコはもちろんオオヒラ茸(ヒラタケ)です。
せっかく調理するので、一緒に生えていたしい茸を数本頂きました!
栽培担当さん、有難うございます(^^)
通常、菌糸ビンを保管する場所の環境は低温で光の無い場所と
なりますので、そこから生えるキノコはモヤシのように色白で長い
キノコが生えやすいです。
(今回はキノコ発生室で生やしたのでちょっと立派なキノコでした)
↑↑菌床産卵、割り出し後とって置いた物↑↑
↑↑細長く白っぽいです。これも同じヒラ茸で食べられます。↑↑
↑↑この間、確認したヘラクレス菌糸飼育のケースです。
取り出した刺激と水分の補給でいっせいに生えてきました。
その後、キノコは取り除きました。
調理の続きに戻りましょう!
ホットプレートに油を少々、
温まったら刻んだキノコを投入です!
しんなり、するまで炒めます。
味付けは醤油を少々。
(本当はここにバターがほしかったです!)
そして出来上がり!!
それでは一口
koma「うん!おいしい! 誰かご飯持ってきて~!」
スタッフ1「本当だ、うまいね!誰かビール持ってきて~!」
スタッフ2「しい茸も美味しいけど、ヒラタケもいけるね!」
と、かなりの好評でした!
※注意※
菌糸ビン、菌糸ブロックから生えるキノコは食べられますが、
マットなどから生えるキノコは種類も特定できませんので
食べないようにしてください。