カブトムシ幼虫飼育

カブトムシ幼虫を育てる|幼虫飼育方法

カブトムシ幼虫飼育
カブトムシの幼虫飼育では発酵マットを使います。飼育ケースなどの容器にガス抜きと水分調整をした発酵マットを入れてセットします。
カブトムシの幼虫飼育はひとつの容器で多頭飼育も可能ですが基本的には一つの容器に1頭ずつ飼育した方が無難です。

カブトムシ幼虫飼育のポイント

温度管理と置き場所
温度管理

飼育するカブトムシにあった温度で管理します。直射日光の当たらない静かな場所で管理します。

 
マットの管理
マットの管理

飼育する容器の通気を確保し酸欠やマットのムレ、乾燥に注意します。

 
エサ交換のタイミング
エサ交換のタイミング

幼虫飼育をはじめてから成虫になるまでに何回かエサ交換を行います。交換のサイクルは3ヶ月が目安です。

 
外国産カブトムシの幼虫
ゾウカブトの幼虫

ゾウカブトの幼虫

ヘラクレスの幼虫

ヘラクレスの幼虫

ゾウカブトやヘラクレスなど、外国産のカブトムシは驚くほど大きくなります。

カブトムシ幼虫飼育で使うもの

飼育容器
飼育ケース

クリーンケース

カブトムシの幼虫飼育には飼育ケースを使います。

左の写真「クリーンケース」はコバエなどの雑虫の侵入を防ぎ、湿度も保てるプラスチック製の飼育ケースです。

 
ディフェンスシート
ディフェンスシート

ディフェンスシート

小さな通気の穴があいているビニールシート
コバエの侵入防止、保湿に効果的です。
ケース本体とフタに挟んで使います。
 
発酵マット(カブトムシの飼育床)
発酵マット

発酵マット

カブトムシの幼虫飼育には
月夜野きのこ園の
きのこマット
完熟マット
が最適です。実績も多数あり!!
詳しくはこちら
 
マットの加水に使う容器
たらい

たらい

マットを加水するときに便利です。

 
 

カブトムシ幼虫飼育のセット方法

カブトムシ幼虫飼育
カブトムシの幼虫飼育では、飼育ケースに
「ガス抜きと加水」をした発酵マットをつめてその中で幼虫を飼育します。
 

発酵マットのガス抜きと加水をする

温度管理
発酵マットは使う前に発酵臭を飛ばす作業(ガス抜き)と
水を加えて水分の調整を行います。

 

 

発酵マットをケースに詰める

発酵マット
ガス抜きと加水の処理ができたらマットを入れます
特に固く詰める必要はありません。

動画:発酵マットの詰め具合

発酵マット飼育セット
マットを入れたらフタをします。(※このときディフェンスシートや新聞紙をはさむとマットの保湿とコバエの侵入防止に効果があります)

フタをしたまま3日ほどおいてマットが発熱していなければセットできる状態です。マットが発熱していた場合は発酵マットのガス抜きをもう一度行います。
 

カブトムシの幼虫をセットする

取り出した幼虫
セットする幼虫を用意します。
(左の写真は産卵セットから割り出した幼虫です)

 
幼虫をセット
準備した飼育セットに幼虫を入れます。
カブトムシの幼虫飼育は一つの容器で複数飼育可能ですが
基本的には一つの容器に1頭ずつ飼育した方が無難です。
発酵マットに幼虫が入るくらいの穴を掘って幼虫を置いてあげると
幼虫は自分で発酵マットの中へ潜っていきます。

 
カブトムシ幼虫


カブトムシ幼虫


カブトムシ幼虫

動画:カブトムシの幼虫が潜っていく様子

 
新聞紙と穴の開いたビニールシート
幼虫が潜ったのを確認したら、フタをしてセット完了です。
(※フタをするときディフェンスシートや新聞紙をはさむとマットの保湿とコバエの侵入防止に効果があります)
 

カブトムシ幼虫飼育中の管理方法

静かな場所でそれぞれのカブトムシの種類に合わせた温度の場所で管理します。

大体のカブトムシは20~25℃の間で管理します。

温度管理が出来ない場合には夏場はなるべく涼しい場所に置くようにしてください。

カブトムシエサ交換-発酵マットの交換方法

カブトムシエサ交換のタイミング

発酵マットのかさが減った状態

発酵マットのかさが減った状態

表面に出てきた幼虫のフン

表面に出てきた幼虫のフン

幼虫のフン

容器がフンだらけの状態

 

 

幼虫の成長具合や発酵マットの状態に合わせて発酵マットの交換が必要です。

1.発酵マットのかさが減った

2.表面に幼虫のフンが目だってきた

などが見られたら交換のタイミングです。

一番右の写真は1400ccの容器で3令幼虫(45g)を1ヶ月飼育した時の様子です。

大粒のフンが大量に見えます。ここまでフンが多いと交換のタイミングとしては遅すぎます。

エサ交換で使う物

新しい発酵マット 新聞紙
 
たらい
・新しい幼虫飼育セット
・たらいか新聞紙
たらいの中か新聞紙の上で作業をすれば片付けがしやすくなります。
 

カブトムシ幼虫のエサ交換

取り出した幼虫
幼虫を飼育していたケースを新聞紙の上やたらいの中でひっくり返し幼虫を取り出します。

 
発酵マット
取り出した幼虫を新しい幼虫飼育セットに入れます。

 
新聞紙と穴の開いたビニールシート
幼虫が潜ったのを確認したら、フタをしてセット完了です。
(※フタをするときディフェンスシートや新聞紙をはさむとマットの保湿とコバエの侵入防止に効果があります)
 

カブトムシ幼虫のオスメスの見分け方

カブトムシの幼虫は成長していくとオスメスの判別ができるようになります。

外国産カブトムシ幼虫の場合おしりから2番目の線と3番目の線の間に(-)のマークがあるかないかで判別します。

(-)のマークがあるのがオスで、無いのがメスです。【Dynastes種にあたります。】

 

カブトムシのオス

 

カブトムシのメス

国産カブトムシ幼虫の場合おしりから2番目の線と3番目の線の間に(v)のマークがあるかないかで判別します。

(v)のマークがあるのがオスで、無いのがメスです。

国産カブトムシ幼虫オス

 
 
卵を産ませる2 ← 幼虫飼育方法 → 蛹化・羽化
カブトムシの幼虫飼育に使用するもの
画像
商品名
説明
価格
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クリーンケースMサイズ
商品名

クリーンケース
Mサイズ

説明

サイズ W305× D195× H232
(フタの色はブルー)
上からの観察が非常にクリアで快適

価格
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クリーンケースLサイズ
商品名

クリーンケース
Lサイズ

説明

サイズ W375× D220× H280
(フタの色はブルー)
上からの観察が非常にクリアで快適

価格
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きのこマット|発酵マットシリーズ
商品名

きのこマット

説明

クワガタ、かぶとむしきのこ菌床を大型特殊発行機で発酵させた使用範囲の広い発酵マットです。弊社発酵マットの中で人気ナンバーワン!!

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完熟マット|発酵マットシリーズ
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完熟マット

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カブトムシの産卵や幼虫飼育に向いています。実績も多く定番の発酵マット

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黒土マット|発酵マットシリーズ
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黒土マット

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カブトムシの産卵に最適です。弊社の発酵マットの中で一番熟度が高いマット。データはまだ上がってきてないですが、カブトムシの幼虫飼育にもいけそうです

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コバエ対策ディフェンスシート
商品名

コバエ対策
ディフェンスシート
(3枚入り)

説明

飼育ケースへの小バエ侵入をブロック!
飼育ケース本体とフタの間にはさんで使用
Lケースはそのまま M・S・SSケースはカットしてご使用ください。
シートサイズ:52cm×35cm

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コバエとり本体(シート2枚入)
商品名

コバエとり本体
(シート2枚入り)

説明

やっかいなコバエを強力粘着シートで撃退!!飼育ケース内に吸盤でセット

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コバエとりシート詰め替え用(5枚入)
商品名

コバエとりシート
詰め替え用(5枚入)

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やっかいなコバエを強力粘着シートで撃退!!お得な詰め替えシート5枚入

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虫スプーン
商品名

虫スプーン

説明

菌糸ビンの入換え時に便利
ステンレス製 長さ30cm

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月夜野きのこ園
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