幼虫割り出し後、きのこマット内で「冷やし虫家」を使用して25℃一定温度管理(6月11日まで)、6月12日~は新エアコン設置の飼育専用部屋に移転し同じく25℃一定温度管理。7月9日に羽化確認を行い、ペア(1)からは♂14頭♀3頭、ペア(2)からは♂5頭♀6頭を得ていた。その時点で未だ幼虫・蛹だった個体をそのまま継続管理して、今回羽化を確認した。 今回は、ペア(1)からは♂8頭♀7頭、ペア(2)からは♂1頭♀2頭を得た。

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気をつけたポイント

生息地の徳之島の気候を考慮し、25℃一定温度管理を徹底させた。 暗所(冷やし虫家内管理および専用部屋では段ボール内に収納管理)に置き、可能な限り触らないようにして、ストレスフリーを心掛けた。

備考

親が大きかったペア(1)からは、やはり大型個体が多く得られた。♂の最大個体は27,2mmで27mm超えも他に2頭。 前回の羽化確認時は、♂に偏っていたが今回は均等になった。 通算で、ペア(1)からは♂20頭♀10頭、ペア(2)からは♂6頭♀8頭を得た。 他にも離島の希少種のオガサワラチビクワガタ・トカラノコギリクワガタの繁殖にも成功しているので、これからの方向性としてそうした離島クワガタを中心に飼育・繁殖して行きたい。