6月~7月にかけて1~2令幼虫を800㏄菌糸瓶に42頭投入。約3~4か月毎に菌糸瓶交換しました。5月~7月にかけて羽化しました。42頭の内訳は、幼虫死亡2頭、羽化不全2頭、羽化38頭(♂21頭、♀17頭)でした。羽化個体の大きさは、♂68.0~83.5mm(80mmオーバー率52%)、♀47.0~54.8mm(50mmオーバー率76%)でした。

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気をつけたポイント

今回は温度管理を徹底したおかげで、幼虫死亡や羽化不全が少なくすみました。また、暴れが生じた時は早めの菌糸瓶交換を心がけていましたが、少し遅れると蛹室作成が始まってしまい、特に35g以上の超大型の幼虫では菌糸瓶全面に渡るほどの蛹室を作り、暴れの結果で壁が緩く、蛹室の天井の崩落を来し、羽化不全となった例がありました。やはり暴れ期の早めの菌糸瓶交換は重要です。

備考

今期は80mmオーバー率、50mmオーバー率ともに50%以上を達成できました。しかし、残念ながら85mmオーバーの個体は作出できず、来期に期待したいと思います。