発酵マットについて3
皆さん、いつも感想ありがとうございます。
最近質問的なものが多いので本日も日記上で取り上げてみようと思います。
tadさん
初めまして、飼育担当のShihoです。
メガソマ系ですが産卵の時には「完熟マット」の方に軍配が上がりますが、
幼虫飼育では「きのこマット」の方がより大型になる傾向が出ているみたいです。
(ただし一概に絶対とはいい切れません)。
「完熟マット」の場合、黒枯れの醗酵の進んだマットですので、幼虫に
対するあたりは優しいのですが、栄養価の面では菌床を醗酵させて作った
「きのこマット」の方が高く育ちも良いです。
ただし何のカブトでも幼虫飼育は「きのこマット」が良いかと言うとそうでは
ないみたいです。落ちやすい種、ふかふかの腐葉土やフレーク状になった
腐葉土を好む種にはむしろ完熟マットの方が向いている傾向があります。
きのこマットが合う種の代表としては、メガソマ系、ディナテス系、カルコソマ系の
ような大型のカブトが挙げられます。
でもアブデルスのような小型カブトもきのこマットの方が大型になりました。
一概にはこうだと言い切れない部分もあるみたいです。(^^)
なかさん
いつもレスありがとうございます。
ふるいにかけて残った荒めのチップですが、私の場合はヘラ系や
ゾウカブト系等の3令時のエサとしてマットに混ぜて使用しております。
他の使用方法としては成虫管理のマットしても良いと思いますよ。(^^)
10 Comments »
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shihoさんこんにちは いつもありがとうございます。さっそくですがパラワンやアルキデスはクワマットのみで20個以上産卵しますか?あとshihoさんはミヤマの産卵に黒土は使っていますか?よろしければ教えてください。よろしくお願いいたします。
Comment by kaku — 2005年8月25日 @ 3:23 PM
shihoさま、突然の質問に答えて頂きありがとうございました。参考にさせて頂きます。
Comment by tad — 2005年8月25日 @ 3:32 PM
shihoさんすみませんあときのこマットやクワマットを使用するさいに稀に菌糸がが回ること・どのマット(他社も含む)にもあると思いますが底をカチカチに詰める際酸欠になることがありますがこれを防止するためクヌギマットを4:1の割合で混ぜて使用してるのですがそうするとマット産みの種類の産卵数が落ちたりするのでしょうか。よろしければ教えてください。毎回ありがとうございます。よろしくお願いいたします。
Comment by kaku — 2005年8月25日 @ 5:39 PM
れすありがとうございます。なるほど大型カブトなどは、それなりに粒が粗いほうが良かったりするんですね。オリジナルマットにでもまぜてみようか検討中です。一番はミキサーなどでしょうかね?
Comment by なか — 2005年8月25日 @ 5:47 PM
kakuさんパラワン&アルキは「くわマット」のみでマット産卵は可能ですよ。20個といわずもっと産むと思います。♀の状態さえよければ40〜50頭は取れますよ。黒土ですが、私は使用していないです。完熟マットのみですが十分産んでくれました。代表ミヤマとしては、国産ミヤマ、ヘルマン、ハヤシ、ユーロ、ラエトス、台湾ヒメ等です。
Comment by shiho — 2005年8月25日 @ 7:05 PM
kakuさん菌糸が回っても比較的大丈夫だと判断しております。結構表面には回りますが中までは回らない事も多いので。後クヌギマットを混ぜる事ですが、う〜ん、やった事無いのでなんとも言えませんが、そのクヌギマットが未醗酵のものでしたら醗酵したマットのみだけの方が良いのではないでしょうか?酸欠はさほど気にする必要は無いと思います。♀が潜ることにより空気の通気もあると思いますので。(^^)
Comment by shiho — 2005年8月25日 @ 7:11 PM
tadさんこちらこそ今後ともよろしくお願い致します。
Comment by shiho — 2005年8月25日 @ 7:12 PM
なかさんええ、ヘラクレスやゾウカブトは極端に言えばホダ木でもバリバリ食べますからね。ミキサーで砕くのは良い考えです。ですが水分を十分にとばしてからミキサーかけないと中でチップが団子状になりカッターに巻きつてしまいます。私も最初経験しました。(^^)
Comment by shiho — 2005年8月25日 @ 7:15 PM
とても良いアドバイスありがとうございます。「失敗は成功のもと」ですね・・・。とりあいず荒めのマットも取っておきます。ありがとうございました。
Comment by なか — 2005年8月25日 @ 9:15 PM
shihoさんとても丁寧に教えてくれてありがとうございます。おまけにミヤマの種類まで細かく教えてくださって本当にありがとうございました。今後ともよろしくお願い致します。
Comment by kaku — 2005年8月26日 @ 11:59 AM