今日は皆さんにもなじみの深い、国産(本土産)ノコギリクワガタの飼育についてご紹介します。まず下の画像は今年の6月に羽化した国産ノコギリクワガタ♂69mmの画像です。

月夜野a  

この種は以下の様な方法で羽化させました。

飼育種:ノコギリクワガタ(日本・本土産)
体長:69mm
飼育したエサ:菌糸ボトルE1100cc~くわマットへの移行
投入時期:初令
投入から羽化までかかった時間:10ヶ月
設定温度:23~25℃前後

割り出した初令幼虫を菌糸ビンElementシリーズ1100ccに投入。そこで約6ヶ月程度じっくり食べさせて、それからは同容器の空ボトルを利用してくわマットに移行・・・。

菌糸ビンの栄養価が高かったせいか比較的早く羽化して来ました。羽化不全もなくキレイな状態で、サイズも69mmありましたので上々の羽化だと思います。

月夜野b

ご紹介が前後になってしまいますが、この種(本土産ノコギリクワガタ)は以下の手順で産卵させました。

使用したマット:くわマット
使用した容器:中ケース
水分量:手でぎゅっと握って団子が出来て、なおかつ水が染み出ない程度
マットの詰め方:ケース底面10センチ程度固く詰めて上部3~5センチはフンワリと。
設定温度:25℃位
当時の産卵数:おおよそですが幼虫40頭程度回収できたと思います。
セット~割り出し期間まで:約1ヶ月半

産卵体系はマットのみの産卵で十分いけます。ワイルド♀よりの持ち腹産卵で行いましたが、確実に産んでくれました。野外で既に交尾済みだったようです。

昨今、外国産のクワガタ&カブトが沢山輸入されるようになってそちらに人気を奪われがちですが、よく見てみるとなかなか格好の良いクワガタです。今年は皆様も飼育にチャレンジしてみては如何でしょうか?(^^)

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