国産カブトムシの飼育(羽化)
今回ご紹介するのも国産ものになります。
ムシキングで大人気の国産カブトムシです。
この種は以下の様な方法で羽化させました。
飼育種:国産カブトムシ(日本・本土産)
体長:82mm
飼育したエサ:きのこマット
投入時期:初令
投入から羽化までかかった時間:11ヶ月
設定温度:常温飼育
私たちには日頃見慣れている形の国産カブトムシですが、世界の昆虫界からみると独特な風貌で人気の高い種でもあります。
今回は当飼育ルームでは珍しく常温飼育で管理致しました。使用したマットはきのこマット、これでグングン育ちます。国産の昆虫(カブトムシ&クワガタムシ)は、元々日本の風土に合って生息しておりますので、常温での飼育が可能です。 この辺は外国産には真似出来ない所ですね。(^^)
日本のカブトムシは幼虫飼育、産卵共に非常に簡単な種です。産卵に関してはマットを固めても良し、軽く押し詰めても良し、ばら撒き産卵もします。設定温度も25~30℃と幅広く、水分量に関しても外国産ほど厳密に調整する必要もありません。
また国産のカブトムシは蛹室を縦に作ります。通常ヘラクレスやコーカサスなどは横に蛹室を作りますが、国産カブトやヒメカブトなどは違ってきます。その理由より、底辺の広いプラケースよりもブロー容器などの縦に長い容器で管理する方がより良いです。深さが必要だと思います。
こうして改めて見ると格好よいムシですね。まさに日本の誇るムシキングです。(^^)
6 Comments »
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すみません、画像は後でupします。
Comment by shiho — 2007年8月5日 @ 9:01 AM
今年初めてカブトムシを飼い始めました。 もしよかったら、幼虫のオス、メスの見分けかたを教えて下さい。
Comment by 3104 — 2007年12月22日 @ 2:33 PM
昨年孵化した幼虫をきのこマットと腐葉土の混合で飼育(冬季のみ室内)しましたところ、5頭いる♂は全て30g以上で、max36gに成長しました。最近になり蛹化し、大きいもので82mmあります。今年は2年目で、初年度は腐葉土のみで、23gの幼虫しか育ちませんでしたので、羽化が大変楽しみです。このサイズは大型の部類に入るのでしょうか? 途中、センチュウが大量に発生致しまして、腐葉土混合の影響もあるのかなと勝手に反省しています。 そこで今年はきのこマットのみでいこうと考えてます。実績ではどのくらいのサイズが羽化していますでしょうか?
Comment by ウッズ — 2008年6月4日 @ 12:17 AM
ウッズさん レスありがとうございます。 こちらではサイズ的に80~83mmが大きいものでした。今年も国産カブト今蛹になっていますのでまた羽化したらご報告したいと思います。(^^)
Comment by shiho — 2008年6月4日 @ 5:36 PM
早速のお返事ありがとうございます。 きのこマットのみでも大きくなるんですね! バクテリアを接種させた方がいいなどと聞いたものですから、昨年は腐葉土やカブ糞を混ぜてみた次第なんです。 今年はきのこマットのみでいきます!センチュウ的にも、そっちの方が良さそうですし。
Comment by ウッズ — 2008年6月4日 @ 9:10 PM
カブトムシちゃかっこいいですね
Comment by 匿名 — 2008年7月20日 @ 10:54 PM