今年、地元で採集した国産ミヤマクワガタの産卵結果をご報告します。
今回は黒土マットのみで産卵させました。

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(国産ミヤマの参考画像です)

この国産ミヤマクワガタは以下の様なセット方法で組みました。今回は3セット組みましたのでそれぞれA、B、Cと明記しています。

飼育種
国産ミヤマクワガタ 累代:天然もの
結果
A 幼虫:39頭 
B 幼虫:28頭
C幼虫:33頭
使用したマット:黒土マット
使用した容器:市販の大プラケース(W370×D220×H240)
水分量:手でぎゅっと握って団子が出来て、なおかつ水が染み出ない程度
マットの詰め方:ケース底面12~13センチ程度固く詰めて上部3~5センチはフンワリと。
設定温度:23℃位

国産クワガタの内、ミヤマクワガタは以外に難しいと言われがちです。その理由は産卵させるマットと設定温度にあると思います。

設定温度に関してはミヤマクワガタは野外では比較的涼しい地域に生息しているので、極度の暑さは厳しいということで比較的低めで設定しました。

産卵マットにかんしては、以前ならば弊社で販売している完熟マットのみ、もしくは完熟マット+黒土(ホームセンター等で販売している一般的なもの)というパターンをご紹介して来ました。要するにマットの熟度が大切だと考えています。ただ今回からは熟度抜群の黒土マットがありますので、こちらで試してみました。結果は上記に明記しているように、ぞれぞれ30頭近い幼虫を回収する事が出来ました。この結果には大変満足しています。
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今度はこの黒土マットを使用しての幼虫飼育を行ってみたいと思います。ミヤマの場合羽化までに時間がかかりますが、また結果はご報告したいと思っています。(^^)

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