ヘラクレス・セプテントリオナリスの飼育(前蛹)
今日はヘラクレス・セプテントリオナリスの蛹化の話題です。
主役は前蛹です。
【飼育種】
和名:ヘラクレス セプテントリオナリス
学名:Dynastes hercules septentrionaris
産地 コスタリカ
累代:CBF1
【前蛹体重】♂83g
【使用したエサ】きのこマット
【幼虫飼育に使用した容器】クリーンケースSサイズ(W235×D155×H185)
【えさ交換回数】途中4~5回
【設定管理温度】25℃前後
【蛹化までにかかった時間】2令投入して約9ヶ月(合計11ヶ月程度)
飼育ケースをのぞいて見るとセプテンの幼虫が何頭か前蛹状態になっていました。
その様子をちょっとおって見てみましょう。
【ケース側面から見た様子】
明らかに小窓が出来ています。それから先の蛹室を作れなかった証拠です。
【前蛹登場】
見事に手を口が固まり、全体がシワシワに縮んでいます。
【前蛹を取り除いた跡のケース内】
ケースの短い方に蛹室を作っていた跡がわかります。
私の場合、このパターンだと即人工蛹室決定です。
【参考までに・・別の個体の蛹室の様子】
上記は小型ヘラのレイディ♂の蛹室の様子ですが、上記の作り方であれば、かなりギリギリですがこのまま蛹化してよしとします。
これでとりあえず安心です。
グラム数からしてそこまで体長は伸びないでしょうけど、後は無事に蛹化してくれるのを待つだけです。(^^)
2 Comments »
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以前この日記で拝見したエラフス・ホソアカの幼虫は、現在どのようなエサ、温度で飼育されているのでしょうか…?
Comment by キクロン — 2008年3月27日 @ 3:28 AM
キクロンさん レスありがとうございます。 すみません、エラフスホソアカは結果幼虫回収出来ませんでした。 今年また挑戦してみたいと思います。次回はクワマット+菌糸材辺りでトライしてみます。
Comment by shiho — 2008年3月27日 @ 4:03 AM