先日入手したネプチューンオオカブトの産卵セットを割り出し(1回目)てみました。
親は天然ワイルドを使用しております。


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【ネプチューン♂の参考画像】

【産卵に使用した種】
和名:ネプチューンオオカブト
学名:Dynastes neptunne

産地:エクアドル
累代:天然個体

産卵セット方法&結果は以下の通りです。

【産卵結果】卵41個回収(良質な卵35個、良くない卵6個)
【産卵に使用したマット】完熟Mat
【セット期間】開始~約19日間
【産卵に使用するケース】衣装ケース中タイプ程度
【産卵管理温度】18~20℃
【水分量(湿度)】多からず少なからず
【セット方法】ケース底面を固くつめ(ケースの3/5位、上部2/5はフンワリと敷き詰めます)

セット方法は図示すると以下の様な感じです。



クリックでカブトムシ発酵マット産卵の詳細に移動

結果は41卵回収と、19日程度ではまずまずといった所でした。


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【割り出した卵】
取り出した卵は私のやり方では上記のようにクリーンケースS程度の容器に豆まきのような感じで落とし込みます。


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【正常な膨らみかけの卵】


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【まだ少し細長いが、これも正常な卵】


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【残念ながらしぼんだ卵】

上記のように割り出した卵は様々な形をしています。
親♀が産み落とした直後は細長く米粒のような形をしています。それが時間が経過するにつれてだんだんと膨らみ最後には真ん丸くなっていきます。

3つの卵の画像の内、一番下の卵は実はダニに吸い取られてしまったんです。
親が天然もので産卵した時には、卵をすいとってしまう真っ白なまん丸のダニが良く付いています。
ですので、天然ものを産卵させる場合には、こまめな採卵が必要となって来ます。

このにっくきダニ・・・。

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【これが卵を吸い尽くすダニです】

このダニの名前は分かりませんが、割り出した時卵の直ぐ横にいます。
結構大きいダニですので肉眼でもハッキリと見つけられます。このダニがいたら要注意です。

今回の割り出しはまだ1回目。
♀はまだまだ元気ですので、早速セット組みなおして2回目を開始しました。
また2回目の結果も報告致しますね。(^^)

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