パラワンオオヒラタの割り出しを行いました。
(※画像はパラワン♂個体の参考画像です)


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【パラワン♂参考画像】

【飼育種】
和名:パラワンオオヒラタクワガタ
学名:Dorcus titanus palawanicus

産地:フィリピン産

【結果】(2セット組んで):幼虫2821頭+卵1個

・・産卵セット方法・・

【産卵に使用した親虫】♂75mmF1×♀48mmF1
【産卵に使用したマット】完熟Matのみ
【産卵に使用するケース】
クリーンケースM(W305×D195×H232)
【セット期間】約2ヶ月
【産卵管理温度】25℃前後
【水分量(湿度)】多からず少なからず
【セット方法】ケース底面を深さ7割位で固く詰める。残りの1割程度はフンワリと。

図示すると以下の様な感じになります。

 




クリックでクワガタ発酵マット産卵の詳細に移動


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【顎は欠けてはいるがまだまだ元気な親♀】



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【幼虫割り出し:薬入れケースが便利(^^)】


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【唯一の卵でした】


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【ブヨブヨ病にかかった幼虫】
(ピント悪くてすみません・・)

パラワンオオヒラタの割り出し。
親はF1個体。♂は♀殺しを避ける為に小さめの70mmUPを使用しました。
セットはいつも行うくわMatではなく完熟Matでセットしましたが、問題なく産んでくれました。
頭数はやや少なめですが、まだ♀が元気なので再セットを組めば更に産卵数は増えるでしょう。

今回も出来るだけ卵で取り出したくなかったので、セット期間を2ヶ月程度と長く放置しました。
親♀の体重がそこまで軽くなかった所を見ると何頭か食された幼虫もいることだと思います。

割り出しで出てきた幼虫の中にブヨブヨ病の幼虫が2頭いました。
画像も上でUPしましたがあめ色に体が透けています。生きてはいますが残念ながら長くはもたないでしょう。。未だに持ってブヨブヨ病の謎は分かりませんが、なんともやっかいな病気です。

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