グエラチノコギリの飼育(羽化)
今日はまたちょっと珍種な小型ノコギリ:グエラチノコギリの羽化報告です。
【飼育種】
和名:グエラチノコギリクワガタ
学名 Prosopocoilus guerlachi
産地:ベトナム・ダラット産
累代:CB
【羽化体長】♂45mm
【使用したエサ】きのこMat
【使用した容器】500ccブロー容器
【えさ交換回数】途中1回
【設定管理温度】23~25℃前後
【羽化までにかかった時間】2令投入して約7ヶ月(合計9ヶ月程度)
先日のグラキリスに続き同じベトナムの小型ノコギリ種。体長自体は45mmと、ギラファ等の大型ノコギリに比べると小型ですが、元々小型種ですのでこの大きさで十分満足しております。
幼虫飼育はとても簡単で、今回はきのこMatで十分大きくなってくれましが、くわMat、もしくはElement800等の菌糸でも大きくなってくれると思います。
産卵も非常に容易でマットのみ、マット+材、どちらの方法を取っても良いです。
以下の様な感じです。
①マットのみセット
クリックでクワガタ発酵マット産卵の詳細に移動
②マット+材
クリックでクワガタ産卵木セットの詳細に移動
材を使用するときは柔らかめの材が望ましいです。
私は②の方法でセットしましたが、材からもマットからもどちらからも幼虫が得られました。その時は産卵数は40頭前後(卵含む)は取れました。
一見みためではあまりパッとしない小型ノコですが、なかなか味がありよい虫です。是非機会がありましたら挑戦してみて下さいね。(^^)
3 Comments »
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Shihoさんに質問なのですが、離島ノコは月夜野さんの菌糸、マットどちらが大きくなりますか?
Comment by ノコッチ — 2008年9月30日 @ 2:02 AM
ノコッチさん レスありがとうございます。 離島ノコ、いわゆるアマミやトカラなどですね。 菌糸、マットどちらでも大きくなります。わたしの場合は菌糸の方が良い結果が出ています。御参考までに・・・。
Comment by shiho — 2008年10月1日 @ 12:36 PM
Shihoさん、ご返答ありがとうございます。ノコは添加物の多いマットを使うと大きくならないと聞きます、クワマットは添加剤が多めなのでしょうか?お答え出来る範囲内で結構なので、マットと添加剤について取り上げて頂けないでしょうか?…
Comment by ノコッチ — 2008年10月2日 @ 3:17 AM