今日はケンタウルスオオカブトの産卵セットを割り出してみました。

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【ケンタウルス♂個体参考画像】

【産卵に使用した親種】
和名:ケンタウルスオオカブト
学名:Augosoma centaurus

産地:アフリカ産
累代:F2♂×F2♀(同血統兄弟)

産卵セット方法&結果は以下の通りです。

【産卵結果】幼虫68頭
【産卵に使用したマット】完熟Mat
【セット期間】開始~約2ヶ月半
【産卵に使用するケース】クリーンケースL
【産卵管理温度】25℃前後
【水分量(湿度)】多からず少なからず
【セット方法】ケース底面を固くつめ(ケースの3/5位、上部2/5はフンワリと敷き詰めます)

セット方法は図示すると以下の様な感じです。


クリックでカブトムシ発酵マット産卵の詳細に移動

割り出した際の画像を撮影しましたので順でご紹介いたします。

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【割り出し前のケースを外側から見た様子】
下の部分に幼虫が見えます。さすがに2ヶ月半も経過させると幼虫も大きくなっています。

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【割り出し前のセットの上部】

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【ケースごと産卵セットをひっくり返した様子:多数の幼虫確認】

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【状態は既に3令初期のものもちらほら】

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【ケンタ親♀:ご臨終】

今回はクリーンケースL完熟Mat
のみでセットしました。採卵をせず長期放置によりどの位の幼虫を確認出来るかを試してみましたが、結果は68頭とまずまずでした。

ケンタウルスの場合、野外天然ものはあまり状態の良いものが少なく、累代ものの方が良く産んでくれる傾向があります。
勿論野外ものの中にも素晴らしく産んでくれる当たり♀も存在するでしょうが、
複数のセットで比べると累代物の方が私のところでは良い結果が出ました。

産卵も終わり、次は幼虫飼育。
ケンタウルスは幼虫期間が2年近くあり長期ですのでモチベーションを保ちながら大型を羽化させれるように頑張りたいと思います。(^^)

 

 

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