先日よりこの日記上で報告している、産卵継続中のサタンオオカブトですが、第1回目に採卵した卵がほとんど孵化してきました。今日はその孵化の報告です。

まずは種のデータと産卵セット時のセッティング内容のおさらいです。

サタンオオカブト画像 
【サタンオオカブト♂個体参考画像】

【飼育種】
和名:サタンオオカブト
学名  Dynastes satanus

産地:ボリビア産
累代:F2(親♂♀共に同血統兄弟)

産卵セット方法&結果は以下の通りです。

【産卵結果】
1回目:58卵
2回目:15卵
【産卵に使用したマット】完熟Mat
【産卵に使用するケース】衣装ケース中タイプ程度
【産卵管理温度】18~20℃
【水分量(湿度)】通常の設定よりほんの少し水分量多め。(手で強く握って少し水が染み出る位)
【セット方法】ケース底面を固くつめ(ケースの3/5位、上部2/5はフンワリと敷き詰めます)

そして下記画像が1回目に採卵した卵達です。
卵の総数は58卵ありました。
サタンオオカブトの卵

採卵した卵はクリーンケースS で管理しました。

管理に使用したマットは産卵で使用したのと同じ完熟Matです。

そして先日ケースの底や側面に孵化した幼虫が見えたので取り出してみました。

画像003 010 
【丸々と太っています】

結果孵化した幼虫は48頭
(孵化率82%)でした。
管理していた温度は産卵セットを組んでいた所と同じ20℃程度の環境です。

産み始めの最初の卵はあまり状態の良くないものが多いのですが、今回の卵は良質なものが多く孵化率も高くかなり満足しております。

第2回目の採卵数は15卵と少な目でしたが、1回目に採卵した卵の孵化数を見て少しほっとしました。
産卵の方もまだまだ産んでいるようです。ケース底に潜ってじっとしている姿を側面より見つけました。

第3回目の採卵結果、第2回目の孵化もまた結果が出ましたらご報告いたします。(^^)

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