だんだんと暖かくなって来ました。夏へ向けて一直線ですね。今日は外国産カブトとしてはおなじみのアトラスオオカブトです。

アトラスオオカブトオス
【アトラスオオカブト♂86mm】

アトラスオオカブトメス
【アトラスオオカブト♀53mm】

【飼育種】
和名:アトラスオオカブト(スマトラ産)
学名:Chalcosoma atlas atlas

【羽化体長】♂86mm、♀53mm
【使用したエサ】きのこMat

【使用した容器】1500ccブロー容器(径137×高さ130)
【えさ交換回数】途中3~4回
【設定管理温度】25℃前後
【羽化までにかかった時間】
♂2令投入して合計約11ヶ月
♀2令投入して合計約10ヶ月

夏になるとデパートやホームセンターでも気軽に見られるようになったアトラスオオカブト。この種は産卵&幼虫飼育共に非常に容易な種です。

幼虫飼育の場合、エサはきのこMat完熟Mat黒土Mat、他にくわMatでも育ちます。中でも成長のよいのはきのこMat、くわMatです。
今回はきのこMatを使用しました。

管理温度と適度なえさ交換(糞が目立ってきたら交換)を心がけて飼育すれば♂で11ヶ月程度、♀で10ヶ月程度で羽化してきます。水分量は適量を保ちます。水分が少ないと成長も悪くなります。

カルコソマ系のカブトは蛹化する前に黒土や赤土などを底にひいてやるとより長角が出やすいと言われていますが、当園ではそのままで羽化させています。今回ご紹介したアトラス♂もスマトラ産的には角も伸びていると思います。

 
【真上から見た画像】

同じアトラスオオカブトでもミンダナオ産のアトラスオオカブトは別格でコーカサス並みの湾曲のある大きな角を持ちます。こちらは角、ボディとも大きく、スマトラ産のアトラスとは違いやはり成長期間も少し長めになります。

とはいえ、スマトラ産のアトラスオオカブト格好よいです。日本のカブトには無い風貌とそして体の色あいが素晴らしいです。上記でも述べましたが幼虫飼育も産卵もとても簡単ですので是非一度トライしてみて下さいませ。(^^)

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