質問の返答【その6】
早いものでもう8月に入りました。今年は天候が異常ですね。
【サタサタサタンさん】
>shihoさん、このごろサタンの♀の体重が軽くなった気がします。
やはり、♂と別居させた方がいいのでしょうか(>o お返事下さい!
毎度御質問ありがとうございます。
これは、産卵セット内で♂と同居させているという事でしょうか?
わたしの場合は交尾確認が難しい種以外はほとんど♀のみで産卵セットを組みます。
交尾に成功してれば♀は産卵に集中したいはずですが、逆に♂は何回でも交尾をしようとするので♀が産卵に集中出来ない場合もありますので、出来れば♀のみでの産卵をオススメ致します。
それと体重が軽くなってきたとの事ですが、これは卵を産んだのではないのでしょうか?通常体重が軽くなるのは
・卵を産んで軽くなる
・老化と共に軽くなる
のどちらかと思うのですが、産卵セットを組んでいるのならばまず前者を疑ってしまいます。卵を産んでいなければあまり良くない傾向ですが・・・。
【まーぼーさん】
すみません、回答遅くなりました。
>今年は国産ミヤマを知り合いからいただいたのですが、毎年ミヤマの産卵は失敗続きなので今年こそは成功させたいと思っています。セット内容や気をつける点を教えて下さい。
ミヤマの場合、気をつける点は設定温度です。
20℃前後が最適ですのでこの温度帯に気をつけてセットを組んで下さい。過去にミヤマの産卵の記事があります。こちらをご参考に御覧下さいませ。
>それからパプキンを始めとするキンイロのブリードで幼虫を取ることが出来ても、10頭前後しか取れません。産卵数を増やす方法があればアドバイスをお願いします。
パプキンの産卵は結構容易ですが、10頭前後となると少し少ないですね。もしかするとその個体は累代が濃くなっているのではないでしょうか?
パプキンの場合、色合いを追求する(固定化)する為、累代を重ねるパターンが多いです。中にはF5以上の個体も少なくありません。
累代が進んでいるのであれば他の血統を入れたりするなどの血の入れ替えをオススメ致します。
通常の産卵セット方法はこちらをご参考に御覧下さいませ。
6 Comments »
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shihoさん、お久し振りです。 質問があるのですが、菌糸ブロック(エレメント)を購入し自分で1400ボトルに詰めたのですが、上部だけ白く再生しません・・。側面、底部は白く再生してます。25度で管理してます。 何が原因なのでしょうか?。また幼虫を投入した場合、何か影響があるのでしょうか?。 前回も自分で詰めたのですが、その時はキレイに白くなりました・・。
Comment by カシン — 2009年8月5日 @ 6:22 PM
こんばんは、Shihoさん。 国産ミヤマとパプキンのアドバイスありがとうございました。 実は無事にミヤマ卵を取ることができました。 パプキンに関しては苦手意識を持つほど、上手くブリード出来ていないのでアドバイスを参考にもう一度チャレンジしてみようと思います。
Comment by まーぼー — 2009年8月5日 @ 10:27 PM
初めまして。 グレープと申します。 早速質問で恐縮ですが、最近幼虫に異変が起きました。 原因として考えたのですが、 ・マットを急に変えた ・酸欠 等が考えられるのですが、何か策などあれば教えて下さい。
Comment by グレープ — 2009年8月7日 @ 4:42 PM
芹沢ですm(__)m国産おおくわがたの秋ブリードを使用と思います。春のブリードとの違いは有りますか?コツをお願いします。
Comment by 芹沢です — 2009年8月7日 @ 5:59 PM
初めてメールします。早速ですが、カブトムシの幼虫が蛹化しはじめました。9月中旬頃からです。特大のケースに多頭飼育(15ひきくらい)しています。最初1匹だったのに続いてもう1匹合計2匹です。
5~6月頭頃孵化でした。この時期に蛹化のスイッチが入るなんて!よくあることでしょうか?こちら大阪府茨木市ですが大阪北部地震の影響もあるのでしょうか?どなたに聞いてよいかわからずスマホで検索していて貴社のページを発見したので、失礼ながらメールしました。お教え頂ければ幸いです。
Comment by 茶谷 — 2018年10月8日 @ 4:36 PM
茶谷さん
レスありがとうございます。
カブトムシ幼虫の蛹化とのことですが、この時期に蛹化とはもの凄く早いですね。
通常日本のカブトムシならば通常管理(常温管理)ならば翌年の5~7月に蛹化するのが一般的なのですが?
ただひとつ気になる点があるとすれば、孵化が5月ということは産卵セットを組んだのは4月ほどになりますよね?
となると、その蛹化した幼虫達の親虫は少なくてもまだ寒い時期の2~3月位には羽化した事になると思います。
ということは、親飼育個体は養殖もので、温度管理をなさって管理状況下でしょうか?
もし温度管理をしての飼育下ならば、もしかしたらその個体群自体の体内時計が少し狂わされている可能性もないとは言い切れません。
養殖個体ならば、なおその傾向はあるかと思われます。
温度管理をすると、日本のカブトムシも自然下とは異なった時期に産卵、孵化~羽化することが可能になってきます。自然下で羽化するカブトムシ達より多少早かったり、遅かったり・・・。
あくまでも私の考え方なので、絶対にそうだとは言い切れませんが、考えられるとすれば私が思いつくのはその点がひっかかります。
ご参考程度に聞いて頂ければ幸いです。
飼育日記担当:Shiho
Comment by tsukiyono — 2018年10月9日 @ 11:03 AM