先日より連続でご紹介してきた国産シリーズでしたが、今回はちょっと一息つきたいと思います。

先日より生体コーナーの方でフローレンシスの幼虫の販売を開始しました。
今日はそのフローレンシスの情報をご紹介したいと思います。

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【フローレンシス♂79mm】

【飼育種】
和名:フローレンシス
学名:Xylotrupes florensis

産地:フローレンス島
累代:F2

【羽化体長】♂77~79mm
【使用したエサ】きのこMat


【使用した容器】 1100PPボトル(単独飼育)
【えさ交換回数】途中3回
【設定管理温度】25℃前後
【羽化までにかかった時間】初令投入~合計約11ヶ月

植物防疫法の規制に引っかかるヒメカブト属。その中でも今回ご紹介する亜種:フローレンシスは規制対象外(大丈夫)の種に位置するようです。

今回ご紹介するフローレンシスはかなり昔に羽化した個体です。本来ならばクワカブタイムマシーン扱いでも良いのですが、
今回は幼虫販売に伴ってご紹介したいと思います。御了承下さいませ。

フローレンシスの特徴は何と言ってもまずは胸角が大型になること、それと胸角の基部に突起が現れる事です。
スラリと長く伸びた頭角はヘラクレスにも負けない迫力があります。

飼育はとても容易な種で、弊社のマットではきのこMat完熟Mat、くわMat、黒土Matとこれらのマットで飼育が可能です。今回の個体はその中でも一番栄養価の高いきのこMatで育てました。日本のカブトと同様に縦に蛹室を作るので使用した容器は縦長の1100ccのPPボトルを使用。25℃管理で約11ヶ月程度で羽化してきました。

今回ご紹介した個体はとても胸角が太く極太タイプで格好が良かったです。この血統は他にも多数極太タイプが出ました。
羽化した同兄弟の仲間をご紹介しましょう。

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【フローレンシス♂78mm】

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【フローレンシス♂78mm】

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【フローレンシス♂77mm】

褐色のボディと極太タイプの胸角でなかなかの迫力です。機会が御座いましたら飼育してみるのも面白いと思います。(^^)

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