久しぶりにシカクワの羽化報告。
この日記上では定番となっています、スペキサスシカクワガタです。

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スペキオサスシカ♂56mm

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スペキオサスシカ♀32mm

【飼育種】
和名:スペキオススシカクワガタ
学名:Rhaetulus speciosus

産地:タイ産
累代:CB

【羽化体長】♂56mm、♀32mm
【使用したエサ】きのこマット
【使用した容器】 900ccブロー容器 (径100mm×高さ145mm)
【えさ交換回数】途中2回
【設定管理温度】20~22℃前後
【羽化までにかかった時間】2令投入して約9ヶ月(合計11ヶ月程度)

おなじみスペキオサスシカクワガタです。
(飼育説明ですが、過去の日記の内容を重複しております。御了承下さいませ)

幼虫飼育は、菌糸、マットどちらでも育ちます。現在弊社のエサでは、きのこMat、くわMat
、Basicシリーズ(菌糸)、Elementシリーズ(菌糸)での羽化実績があります。

また今回は前回同様に設定温度を少し低めに設定しましたので羽化までに少し時間がかかりました。
25℃設定で持っていけば8~9ヶ月もあれば羽化してくれます。

今回1年ぶりの登場ですので、前回同様に産卵セッティングについてもご紹介しておきましょう。
スペキオススシカの産卵は基本的には材産みですが、押し固めたマットにも産んでくれます。
わたしの場合は以下のようなセッティングを組みます。

【産卵に使用したマット】完熟Mat
+材2本
【産卵に使用するケース】クリーンケースM
(W305×D195×H232)
【産卵管理温度】25℃(若干低温気味)
【水分量(湿度)】多からず少なからず
【セット方法】ケース底面を固くつめ、材を入れ、その回りも固く詰める。
上部2~3cmほどは柔らかくマットを入れる。
少し材の頭が出るようにセット。

セット方法を図示してみました。以下の様な感じです。
(※図では2本の材は平行セットになっていますが、Tの字でセットでも構いません。)

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【真上から見たセット完成図】

このような感じでセットを組んで約2ヶ月程度放置します。(勿論その間えさ交換はします)
私はクワガタの場合なるだけ採卵はしない派ですので、幼虫が孵化してくれるまで待ちます。
もし早くに材がボロボロに齧られてしまっていた場合には新しい材を追加交換します。

設定温度はスペキオススの場合低め(20℃前後)より少し高め(25℃前後)の方がよい結果が出ています。ご参考までに・・・。

では最後に他の角度からの画像も撮りましたので見てやって下さいませ。

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本当に格好の良いクワガタですね。(^^)

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