タランドゥスオオツヤクワガタの飼育(羽化)
先日のレギウスに続き、同じMesotopus系のタランドゥスの羽化報告です。
【♂74mm】
【飼育種】
和名:タランドゥスオオツヤクワガタ
学名:Mesotopus tarandus
【羽化体長】♂74mm
【使用したエサ】Natura菌床1100~1400に詰め替え
【えさ交換回数】1回
【設定温度】20~22℃前後
【羽化までにかかった時間】2令投入して約7ヶ月(合計約10ヶ月)
幼虫飼育のやり方は先日紹介したレギウスと全く同様で飼育しました。Natura菌床ブロックを1100~1400に詰め替えて羽化させました。サイズは ♂74mmとまずまずの結果でした。毎回話していますが、この手の種はカワラ菌糸の使用が不可欠ですが、 カワラ菌糸を使用さえすれば容易に羽化まで持っていくことが可能です。
ちなみに産卵セットもレギウスと同じセットで組んでいます。 レギウス同様に黒光りしたボディがとても魅力ですよね。(^^)
7 Comments »
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タランドゥスの産卵木は、カワラ産卵木かカワラ菌糸ビンを使った産卵どちらがいいですか[?] 高校1年で、お金が少ないですが…
Comment by BLACK CAT — 2012年5月18日 @ 7:17 PM
BLACK CAT どちらかというとカワラ産卵木の方が産む傾向が強いと思いますが、カワラ菌糸でも産みます。
Comment by shiho — 2012年5月19日 @ 4:32 PM
24/6/20から、タランドゥスがカワラ産卵木をかじり始めました。 1ヶ月半(24/8/下旬)くらいたったら、割り出そうと思います!
Comment by Black cat — 2012年6月22日 @ 10:24 AM
少しはやいですが、割り出しました… 結果は…4幼虫、1卵となりました。やっぱり産んでくれていましたね[!] 採れるとやっぱり嬉しいですね[!] 一番の楽しみがタランドゥスになりました。 幼虫飼育頑張っていい個体をだしたいと思います。
Comment by Black cat — 2012年7月18日 @ 10:58 PM
パプキン飼育者さん
レスありがとうございます。
オオクワに関してはブロックもボトルも関係ないように思いますが、タランドゥスやオウゴンオニはボトルの方が産みやすいような気もしますが、中には個体によって菌床ブロックでも多数産む場合もあり、様々なのでそこまで差はないのではないかと考えています。
あくまで私個人の考え方ですのでご参考程度にして頂ければ幸いです。
飼育日記担当:Shiho
Comment by tsukiyono — 2020年3月19日 @ 5:55 PM
タランドゥスを卵で採卵した場合初令中期ぐらいまでキノコマットで管理出来ますか?
Comment by タランドゥス — 2021年1月24日 @ 12:38 PM
タランドゥスさん
レスありがとうございます。
タランドゥスの幼虫飼育の場合、基本カワラ菌糸やレイシ材、カワラ材で育てますので、きのこマットでの飼育は向かないと考えています。それが例え孵化直後であってでもです。
卵で管理する場合は、菌糸産卵ならば、割り出した際の菌糸ボトルの屑。
レイシ材やカワラ材産卵ならば、材片を細かく砕いたチップの中で管理させれば、見ないうちに孵化したとしても、とりあえずはそれらを食してくれると思います。
その後幼虫のお腹の中に糞がしっかりと溜って来たら、順次、しっかりとしたカワラ系菌糸等の方に移行すると良いかと思います。
あくまで私個人のやり方ですのでご参考程度にして頂ければ幸いです。
飼育日記担当:Shiho
Comment by tsukiyono — 2021年1月25日 @ 9:03 AM