先日、お客様からネプチューンオオカブトの飼育方法についての問い合わせがありましたので、今日は過去に羽化した個体ですが、まだ紹介していなかった個体を公開したいと思います。

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画像003 007【♂139mm:結構胸角基部幅が太い!】

【飼育種】
和名:ネプチューンオオカブト
学名:Dynastes neptunne
産地:エクアドル
累代:F2

【羽化体長】
♂139mm

【使用したエサ】
きのこマット

【使用した容器】
クリーンケースS使用

【えさ交換回数】
途中♂回7回程度

【設定管理温度】
18~20℃前後

【羽化までにかかった時間】
♂2令投入して約21ヶ月(合計23ヶ月程度)

過去に羽化させたネプチューンオオカブトです。使用したエサはきのこマット。この時はきのこマットを使用しておりますが、完熟マット、黒土マット、くわマットでも飼育は大丈夫です。ただ栄養価の面からすると、お勧めは、きのこマット>完熟マット=くわマット>黒土マット、といった感じでしょうか(※ あくまで私の使用感ですが・・・)。

この時は飼育容器はクリーンケースSを使用しておりましたが、終令、 つまり蛹化する直前までならば1500cc程度のブロー容器でも十分大きく育ちます。但し容量が少ない分、エサ交換の頻度は多くなりますが、 ネプの場合、低温管理の為と成長期間が比較的ゆっくりなので、ヘラクレスほどの旺盛食欲ではないような気がします。

ネプを飼育するとき、やはり一番の課題になるのが低温管理です。低温管理をしないのとするのとでは蛹化~羽化の時に大きな差が出てくる場合があります。低温管理をしていない幼虫は蛹化不全が目立ったり、羽化不全になったりする確率が高い場合があります。ネプ、サタンは低温管理が出来るならば、それでやるのに越した事はないですが、一年を通じて低温管理するのはなかなか難しいですよね。特に今からの時期、暑い夏が来ますので・・・。

ともかくネプはとても格好の良いカブトです。体の線はヘラ系より細いですが、すらりと伸びる胸角には独特の格好よさがあります。皆さんも機会がありましたら一度飼育してみて下さいませ。

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