野外採集方法シリーズ、今日はクワガタではなく、本土産カブトムシの採集方法をご紹介します。

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【参考画像:本土産カブトムシ♂】

 【飼育種】
和名:カブトムシ
学名:Trypoxylus dichotomus

あくまで私の採集方法になりますが、どのようにして採集出来るのか、 紹介してみたいと思います。
(※あくまで私の採集方法ですので、人それぞれによって異なります事を、あらかじめ御了承下さいませ)

【採集時期】
7月下旬~9月中旬

【採集場所】
平地性が強く、雑木林などで多数生息しております。
また灯火に非常に集まりやすく、裏山があるコンビニやガソリンスタンドの外灯にもよく飛んできます。

 

【採集される木】
代表例:クヌギ、ニレなど(※地域によって変わると思います)

【本土産カブトムシのいそうな場所】
標高の低い雑木林など。

【採集方法】
樹液を舐めているのを直接取る採集。
灯火採集。

【採集する時間帯】
基本的には早朝(薄暗い内)~夜間(日が沈んでから)
だだし、薄暗い雑木林では昼間でも活発に活動します。

【採集道具】
私は本土産カブトムシを採る時は一応以下のものを使用してます。

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懐中電灯:樹液についているのを発見する必需品

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脚立:高い樹に登るには必需品。

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網:伸縮出来そうな比較的長めの網がベスト
上記網は私の手作り。4~5mの釣竿の先に幅15cm位のエビ取り用網をつけたもの。小さなエビ取り網の方が、 枝が分かれている間にいた時などの隙間に入り込みやすいので便利。ルッキング採集の場合には必需品。

本土カブトムシを採集するにはこれ位の道具を使用しています。クワガタなどのようにピンセットや掻き出し棒は使用していません。

本土産カブトムシはクワガタシーズンが一段落した頃から始まります。そしてその期間はとても短く、成虫寿命はとても短い種です。クワガタより容易に見つけられ、個体数もとても多いです。とても格好良いですので、今年は是非採集してみてはどうでしょうか?(^^)

※この方法はあくまで私自身のやり方です。
 人それぞれによって採集方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。(^^)

※採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、 無断では入らないようにしましょう。 必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、 傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。(^^)

 

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