暑い日が続いてきましたね。もう夏間近、クワカブシーズン突入ですね。クワカブシーズンに突入すると、日本の各地でも様々な種のクワガタ、そしてカブトが採集出来るようになります。今年初めて採集して、飼育してみたいと思っている方もいらっしゃると思います。今日は日本全国(沖縄や南西諸島はのぞく)ほぼどこでも採集しやすいノコギリクワガタの飼育、特に産卵についてご紹介したいと思います。

img_20100212T004735234【ノコギリクワガタ 参考画像】

【飼育種】
和名:国産ノコギリクワガタ
学名:Prosopocoilus inclinatus
【累代】天然ものWD
【使用したマット】黒土マット
【使用した容器】クリーンケースM
【水分量】手でぎゅっと握って団子が出来て、 なおかつ水が染み出ない程度
【マットの詰め方】ケース底面10センチ程度固く詰めて上部3センチはフンワリと。
【設定温度】25~28℃前後

セット方法です。順を追ってご紹介したいと思います。

※参考画像ですが、手順は一緒です。御了承下さいませ。

まずはクリーンケースMを準備

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黒土Matを大きなケースに出します。

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ケース底面を固めていきます。

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固く詰めたマットの上にフンワリとマットを敷きます。

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転倒防止の木片とエサを入れます。主役の♀を入れます。

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間に新聞紙を挟んでセット完了

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セット方法を図示するとこのような感じです。

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本土産ノコギリクワガタの場合、私は上記の方法でセットを組みます。使用する♀は野外ワイルドものなので、ほぼ交尾済みと考え、♀のみセットします。私のやり方ではマットのみに産ませますが、材を入れてもらっても構いません。その場合、柔らかめの材を上部が少し出る位に埋め込みます。

下に参考画像を載せます。

img_20080801T161306828【斜めから見たセット完成図】

img_20080801T161308531【真上から見たセット完成図】

こんなかんじですね。このような感じでセットして約1ヶ月半~2ヶ月ほどで割り出します。ケース側面に卵や幼虫が見えてくればそれを目安にします。本土ノコギリクワガタは産卵も比較的容易な方なので、是非一度トライしてみて下さいませ。(^^)

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