今日はアフリカの大型カブトムシ、ケンタウルスオオカブトの飼育方法についてご紹介したいと思います。

ケンタウルス画像

【ケンタウルス♂個体参考画像】

【飼育種】
【和名】ケンタウルスオオカブト
【学名】Augosoma centaurus
【産地】アフリカ産

【使用するお勧めエサ】きのこマット完熟マット
【使用した容器】 ♂♀1800ccブロー容器(径137mm×高さ155mm)
【えさ交換回数】途中♂回7回程度
【設定管理温度】25℃前後
【羽化までにかかった時間】♂2令投入して約16ヶ月(合計18ヶ月程度)

<幼虫飼育>

アフリカの雄、ケンタウルスオオカブトです。
幼虫飼育ですが、気をつけるのは温度管理で、比較的容易に育ってくれます。設定温度は私の場合25℃前後に保ちました。飼育期間は若干長く、1年半ほどはかかります。管理温度次第ではもう少し長くかかる場合もあります。

お勧めのマットは、きのこマット完熟マットですが、くわマットでも問題ありません。水分量は普通、手で握って固まる程度。水分が多いと温度管理している場合は、マットが再醗酵する場合もありますのでご注意下さいませ。

<産卵方法>

次に産卵セット方法ですが、私は以下のようなやり方でやっています。

【産卵にお勧めのマット】黒土マット完熟マット
【セット期間】開始~約2ヶ月半
【産卵に使用するケース】クリーンケースL
【産卵管理温度】25℃前後
【水分量(湿度)】多からず少なからず
【セット方法】ケース底面を固くつめ(ケースの3/5位、上部2/5はフンワリと敷き詰めます)

セット方法は図示すると以下の様な感じです。

zu-sanran-mat-200-6

産卵も容易な種ですが、ケンタウルスの場合、野外天然ものはあまり状態の良いものが少なく、累代ものの方が良く産んでくれる傾向があります。勿論野外ものの中にも素晴らしく産んでくれる当たり♀も存在するでしょうが、複数のセットで比べると累代物の方が私のところでは良い結果が出ました。産卵は多産で、産む個体は100近く産んでくる個体もいます。孵化率もわるくありません。

アフリカは大型カブト種が少ないですが、このケンタウルス種は光沢、体格共に立派で、しかも非常に飼い易い種です。 是非機会がありましたら飼育してみるのも楽しいですよ。(^^)
 

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