今日はタランドゥスオオツヤクワガタの飼育についてご紹介したいと思います。

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【 ♂個体参考画像】

あくまで私の飼育方法のご紹介にはなりますが、この種は以下の様な方法で羽化させております。

【飼育種】タランドゥスオオツヤクワガタ
【飼育に適したエサ】カワラ菌床:Natura
【初令投入から羽化までかかる時間】約7ヶ月
【設定温度】23~25℃前後

昔は高嶺の花だった「タランドゥスオオツヤクワガタ」通称「タランドゥス」、一昔前は成虫ペアで20万位したものです。成虫はとても強く、頑丈です。活発に動き回るタイプではありませんが、熟成すると、独特の振動(バイブレーション)を行い身体を揺らします。

幼虫方法は昔、高価で出回っていた頃は飼育方法はあまり確立されておらず、皆さんマット飼育や菌糸、それもヒラタケ系の菌糸を使用して育てていました。私もその一人で、ヒラタケ菌糸による幼虫飼育をしたのですが、あまり大きく育ちませんでした。

今現在では飼育方法も確立されており、この種にはカワラやレイシ菌床が合っていると分かってきました。実際、当園でもカワラ菌床:Naturaを使用して、タランドゥスやレギウスを羽化させております。

上記画像の個体はカワラ菌床とは少し違いますが、ニクウスバタケ菌床で羽化させました。菌糸、温度さえ合えば、飼育 自体はとても容易な種と言えると思います。幼虫期間も比較的短く、♀個体などは早いものでは半年位で羽化して来てしまいます。大型にもなり、長生きする虫 には似合わないくらいのサイクル率です。

皆さんも是非機会が御座いましたら、飼育してみては如何でしょうか?黒光りするそのボディにはきっと惹かれると思います。(^^)

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