先日、ゴロファ種のポルテリをご紹介しましたので、今日もゴロファ種、ピサロの飼育方法についてご紹介したいと思います。

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 【参考画像:ゴロファ・ピサロ♂34mm】

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【参考画像・ゴロファ・ピサロ♀31mm】

【飼育種】
和名:ゴロファ・ピサロタテヅノカブト
学名:Golofa pizarro
産地:エクアドルなど

ゴロファ・ピサロ・・・一時期ゴロファが大人気だった頃を思い出します。その頃は、ピサロをはじめ、色んなゴロファ亜種が日本に入ってきていたものです。。。
ゴロファの♂の体色は一般に知られているように赤褐色な色合い・・・それに比べて♀は黒一色。♂♀が違った色合いもまたいい味を出していると思いませんか?とてもキレイな小型カブトです。

<幼虫飼育>

幼虫飼育はとても容易、800cc程度の容器にマットで羽化してくれます。お勧めマットは、完熟マット、きのこマット、くわマットです。黒土マットでも育ちますが、栄養価の面で先に紹介したマットの方がお勧めです。

【お勧めのエサ】完熟Matきのこマット、くわマット
【使用した容器】 800ccPPボトルの空容器使用
【えさ交換回数】途中1回程度
【設定管理温度】23~25℃前後
【羽化までにかかった時間】
♂2令投入して約8ヶ月(合計10ヶ月程度)
♀2令投入して役7ヶ月(合計9ヶ月程度)

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【♂正面アングル】

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【♂真横アングル】

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【♂真上アングル】

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【♂斜め上アングル】

<産卵方法>
次に産卵方法ですが、これも容易な種、先日ご紹介したゴロファ・ポルテリと同様のセッティングでOKです。

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【ゴロファ・ピサロの交尾の様子】

【産卵セット内容】
【お勧めのマット】黒土マット完熟マット
【使用するケース】クリーンケースL程度
【設定温度】23~25℃前後。
【産卵セットの内容】ケースの7割程度をほんのり固く詰める。残り2割程度はふんわりと。
水分量:適量(握って水が染み出ない程度)

図示すると以下の様な感じになります。

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クリックでカブトムシ発酵マット産卵の詳細に移動

以下の画像はポルテリ♀のセットの画像ですが、ピサロの場合も同じようなかんじになります。

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【産卵セット完成図:横から】

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【産卵セット完成図:真上から】

ゴロファ種の場合、ポルテリもピサロもケース底面を固く押詰めなくても柔らかい場所にも産ん でくれます。いわゆるばら撒き産卵タイプですので、そこまでマットを固く押詰める必要はありません。幼虫飼育も比較的容易なので、初心者向けとも言えると 思います。皆さんも機会がありましたら是非一度挑戦してみて下さいませ。(^^)

♂の色合いと違って♀は黒一色。
♂♀が違った色合いもまたいい味を出していると思いませんか?とてもキレイな小型カブトです。
飼育も簡単ですので機会がありましたら是非一度飼育してみるのも良いと思います。(^^)        

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