プラティオドンネブトクワガタの飼育(幼虫飼育&産卵方法)
今日は外国産ネブトの一種、プラティオドンネブトクワガタの飼育方法についてご紹介したいと思います。
【飼育種】
和名:プラティオドンネブト(オノツキネブト)
学名:Aegus platyodon leopoldi
産地:イリアン産
プラティオドンネブト、またはその内歯の形状にちなんで、オノツキネブトとも言われています。ネブトクワガタと言いますが、日本のネブトクワガタと比べて非常に大きく、大きいものでは50mmを越える個体もいます。今回参考例に取り上げた個体は♂「41mmですが、これでもとても立派で内歯は斧の形状をしておりとても迫力があります。
飼育方法は幼虫飼育&産卵方法、共にとても容易な種です。
ではそれぞれを見ていきましょう。
<幼虫飼育>
まず幼虫飼育ですが、とても容易な種。弊社のマットでは、完熟マットがお勧めです。大型が多数出ています。
【お勧めのエサ】完熟マット
【使用した容器】500ccブロー容器使用
【えさ交換回数】途中1回
【設定管理温度】25℃前後
【羽化までにかかった時間】2令投入して約4ヶ月(合計約6月程度)
<産卵方法>
次に産卵方法ですが、これも非常に容易な種です。とても多産で、過去の例では1♀より100頭以上産卵したことも多数あります。
【産卵に使用するオススメマット】完熟マット、黒土マット
【産卵に使用するケース】クリーンケースSS~S
【産卵管理温度】25℃前後
【水分量(湿度)】多からず少なからず
【セット方法】ケース底面を深さ7割位で固く詰める。残りの1割程度はフンワリと。
画像でちょっと分かりやすく順をおってみてみましょう。
如何でしたでしょうか?プラティオドンネブト。親成虫の格好良さはピカ一で、私的に外国産ネブトの中では一番好きな種でもあります。また幼虫飼育、産卵共に非常に容易な種でもあります。皆様も機会がありましたら是非飼育してみて下さいませ。とてもお勧めの種です。(^^)
4 Comments »
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471mm! 47.1mmじゃなくて? 47cm以上ですか~(笑)
Comment by クワガタバカ — 2014年8月7日 @ 3:00 PM
コメントありがとうございます。 すみません。タイプミスでした。
Comment by tsukiyono — 2014年8月7日 @ 3:39 PM
産卵ケース内に♂と♀は割り出しまで同居させましたか?
Comment by TK — 2016年8月16日 @ 5:52 PM
TK さん レスありがとうございます。 飼育日記担当のShihoです。 私のやり方では、860ccのプリンカップに一週間ほど♂♀一緒に同居ペアリングさせた後、♀のみ産卵セットに入れました。 私は事前にペアリングをさせましたが、同居ペアリングされる方も多いと思われます。 その時はおそらく割り出し時期まで一緒に入れておくか、幼虫が見える時期まで同居させると思います。 ご参考程度に聞いて頂ければ幸いです。 ご質問ありがとうございました。 飼育日記担当:Shihio
Comment by tsukiyono — 2016年8月17日 @ 6:45 PM