今日は外国産ネブトの一種、プラティオドンネブトクワガタの飼育方法についてご紹介したいと思います。

プラティオドン41a
【個体参考画像:プラティオドンネブト♂41mm】

プラティオドン41b
【個体参考画像:プラティオドンネブト♀25mm】

【飼育種】
和名:プラティオドンネブト(オノツキネブト)
学名:Aegus platyodon leopoldi
産地:イリアン産
プラティオドンネブト、またはその内歯の形状にちなんで、オノツキネブトとも言われています。ネブトクワガタと言いますが、日本のネブトクワガタと比べて非常に大きく、大きいものでは50mmを越える個体もいます。今回参考例に取り上げた個体は♂「41mmですが、これでもとても立派で内歯は斧の形状をしておりとても迫力があります。
飼育方法は幼虫飼育&産卵方法、共にとても容易な種です。
ではそれぞれを見ていきましょう。

<幼虫飼育>

まず幼虫飼育ですが、とても容易な種。弊社のマットでは、完熟マットがお勧めです。大型が多数出ています。

【お勧めのエサ】完熟マット
【使用した容器】500ccブロー容器使用
【えさ交換回数】途中1回
【設定管理温度】25℃前後
【羽化までにかかった時間】2令投入して約4ヶ月(合計約6月程度)

<産卵方法>

次に産卵方法ですが、これも非常に容易な種です。とても多産で、過去の例では1♀より100頭以上産卵したことも多数あります。

【産卵に使用するオススメマット】完熟マット黒土マット
【産卵に使用するケース】クリーンケースSSS
【産卵管理温度】25℃前後
【水分量(湿度)】多からず少なからず
【セット方法】ケース底面を深さ7割位で固く詰める。残りの1割程度はフンワリと。

図示すると以下の様な感じになります。
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画像でちょっと分かりやすく順をおってみてみましょう。

まずはクリーンケースを準備
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マットを大きなケースに出します。
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ケース底面を固めていきます。
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固く詰めたマットの上にフンワリとマットを敷きます。
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転倒防止の木片とエサを入れます。
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間に新聞紙を挟んでセット完了
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如何でしたでしょうか?プラティオドンネブト。親成虫の格好良さはピカ一で、私的に外国産ネブトの中では一番好きな種でもあります。また幼虫飼育、産卵共に非常に容易な種でもあります。皆様も機会がありましたら是非飼育してみて下さいませ。とてもお勧めの種です。(^^)

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