先日、あまりにも暑い日が何日か続いたため、下見の意味も含めて、今シーズンの初採集に行ってきました。今日はその時の様子をちょっとご紹介したいと思います。

 

さぁ、今シーズン初採集です。
まだ本格的な採集時期には少し早いかなと思ったのですが、今季採集する場所、樹の様子見も兼ねてやってきました。

採集下見は結構重要です。毎年同じ場所に同じ樹が残っているとは限りません。何だかの理由で伐採されていたり、枯れていたりすることもあるからです。また前年度樹液が出ていた場所から今年も同じように樹液が出るとは限りません。これは樹のウロの形状もそうで、微妙に変形してウロが閉じてしまっていることもよくあります。なので、私は本格的な採集シーズンの前にはこうした下見を行うことをするようにしています。運が良ければ今の時期でも活動が早いコクワガタやオオクワなどに逢えるかもしれませんしね・・・。

 


今年初お目見えのクヌギの樹
まず一本目、直径30cm程度のクヌギの樹です。

 


葉が青々と生い茂っています。
元気いっぱいなのが伝わってくるようです。

 


ちょうど葉っぱが落ちていたので、ご紹介します。
これがクヌギの葉ですね。

 


クヌギの葉の表部分。
クヌギ特有の縦長のギザギザ葉っぱです。

 


クヌギの葉の裏側部分、光沢のあるツルツルとした表側と比べて白っぽく見えます。

 


樹の胴回り部分、これがクヌギの樹皮ですね。表面はゴツゴツとして盛り上がりがあり、波打っているようにも見えます。

 この樹はウロ(樹の穴)がないので、蹴ってみましたが、何も反応なし。まだこの時期は蹴り採集で主に落ちてくるノコギリやミヤマは時期的にちょっと早いのでしょう。コクワガタも落ちてきませんでした。

 

 


次にウロがあるちょっと太めの樹を見にやってきました。この樹もクヌギです。

 


ゆっくり近づいてウロの中を懐中電灯で照らします。時間帯は昼間ですが、ウロの中は真っ暗ですので昼間でも懐中電灯は必需品です。

奥から樹液は出ていますが、残念ながら何もいませんね。ウロの中にいなかったので樹を蹴ってみましたが、何も落ちてこず反応なし。。。この樹からは過去にヒラタ、コクワなどが採集出来ています。やはりまだもう少し早いのかな。。。

 

 


別のクヌギの樹のウロです。
こちらも樹液は出ていますね。前の方に流れ出しているのがお分かりでしょうか?

しかし残念ながらこちらにもいません。同様に蹴ってみましたが何も落ちてこず・・・。

 

このようなかんじで辺りの樹を見て回りましたが、結果は・・・収穫ナシ、0頭でした。下見を含めいるとはいえ、少しは期待していたのですが、甘くはありませんね。

とはいえ、樹液が出ているのも確認しましたし、見回った樹液の場所、ウロの有無なども確認出来ましたので、下見としてはこれで十分な成果です。また次の機会に逢えるのを楽しみにしておこうと思っております。(^^)

 

 

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