「クワガタ、カブトムシが採れる(集まる)木とは?」

シリーズ。今回で9回目を迎えました。

 

今回は、【イヌビワ】の木のご紹介をさせて頂きたいと思います。

 

日本全国にはクワガタ、カブトムシが集まる木はかなり数多くあって、すべての木をご紹介するのは難しいです。また木の名称も私がご紹介するのは確実なものではないかもしれません。

木は地域によって呼び方も変わったり、愛称などで呼ばれていることもよくあります。よって今回ご紹介する木の名称も、見る方によっては「えっ、その名前違うよ」と思われる方もいらっしゃると思いますが、そこの所はご勘弁頂きながらご覧頂けますことをご了承くださいませ。m(_ _)m

 

では、私:Shihoが採集しているフィールドで撮影した実際の木の画像などを元にご紹介してみたいと思います。

 

第9回目:【イヌビワ】の木のご紹介です。

 

 

 ★★★クワガタ、カブトムシが集まる木★★★

 

番外編:熟した実にあつまる木

【イヌビワ】

イヌビワ6
細いイヌビワの若木の全体像

 

イヌビワ1
ある程度の太さのイヌビワの木

 

イヌビワ2
イヌビワの樹皮

 

イヌビワ3
イヌビワの葉

 

イヌビワ8
イヌビワの葉:表側

 

イヌビワ9
イヌビワの葉:裏側

 

イヌビワ4
イヌビワの実

 

イヌビワ7
イヌビワの実

 

イヌビワ5
イヌビワの熟した実

 

イヌビワ実1
イヌビワの実の拡大画、こんな大きさ

 

イヌビワ実2
イヌビワの実の断面

イチジクに似ている。水分多めで、ほのかな甘みがある

 

<Shiho採集実績>

コクワガタ、カブトムシ

カナブン、シロテンハナムグリ

 

イヌビワの木。この木の場合、樹液に集まるというよりも、熟した実に集まる事があります。私が通う採集フィールドでもよく見かける木で、熟すと黒い実がなります。熟した実は水分を多く含み、甘みがあり、イチジクに似たような感じがします。

熟した実には、クワガタ、カナブンやシロテンハナムグリ、時にはカブトムシさえ集まることがあります。実際私もカブトムシが顔を突っ込んで食べている所を何度も見ています。

実自体は小さいので、大型なクワガタ、カブトムシは実にとまって果実を食するのはバランス的にも厳しいと感じます。小型のクワガタ、カブトムシ、そして飛翔性能力の高いカナブン系などは集まりやすい傾向にあると言えると思います。

 

IMGP7571
イヌビワの熟した実に付く小型のコクワガタ♂

 

人間も食べられるイヌビワの実。ごちそうとなるのは人間だけではないようです。鳥達も好物なようで、黒く熟した実は発見が遅れると次々と食べられてしまいます。

木(樹液)に集まるわけではないのですが、実には昆虫達が集まることがあるので今回番外編として、掲載しました。

大型のクワガタ、カブトムシの採集は難しいかもしれませんが、カナブン系、カブトムシが好きな方には要チェックかも。見かけたら一度チェックして見るのも良いかと思います。

 

 

如何でしたでしょうか?
今回もクワガタムシ、カブトムシが採れる(集まる木)の紹介、【イヌビワ】の木をさせて頂きました。

勿論、この他にもクワガタムシ、カブトムシが集まる木はまだまだ沢山あると思います。それにつきましてはまた次回以降の飼育日記でデータを入手次第、ご紹介させて頂きたいと思います。

 

この記事をご覧になっている皆様に一つ注意して欲しい事があります。

日本全国、様々な場所において集まりやすい木はそれぞれ異なる事だと思います。今回ご紹介したデータはあくまで私:Shihoが実際に私が通うフィールドにて実際に採集して感じたものを元に書いていますので、このデータが必ずしも正論ではないことをご理解&ご了承下さいます様お願い申し上げます。

 

また確実な正式名称は只今勉強中です。今回ご紹介した木も、もしかしたら正式な名前が間違っているかもしれません。

ただ<採集実績>がある木は間違いなく私が実際に採集したことのある種類の木ですので、この画像の様な木を皆さんのフィールドで探してみて下さいませ。きっとそこには皆さんの大好きなクワガタムシ、カブトムシがいることだと思います。(^^)

 

※ 採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、 無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。(^^)

[`yahoo` not found]
GREE にシェア
このエントリーをはてなブックマークに追加