日記を書いていたり、お話をしている時に、私達はよく、WD(ワイルド)個体という言葉を使用します。

 

先日、お客様と話していた時に、

「スミマセン、ワイルドって何ですか?」

と聞かれてしまいました。

 

WD(ワイルド)、いつも何気にサラッと言っていますが、言われてみて初めて気づきました。

確かに初めてクワガタ、カブトムシに挑戦する方達にとっては、意味が分からないかもしれませんね。

 

WD(WILDの略)
読み方:ワイルド

 

まず一言で簡単に申し上げますと、

野外で活動している虫

を表します。

 

生体(成虫の場合)が自分の意思で地上に出て来て、活動している個体です。

 一度でも人間が養殖したものは含みません。
その場合はWD(ワイルド)ではなく、また違った呼び方になります。

 

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【野外採集時のWD(ワイルド)個体:ヒラタクワガタ】

 

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【野外採集時のWD(ワイルド)個体:ノコギリ&カナブン】

 

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【野外採集時のWD(ワイルド)個体:ミヤマクワガタ】

 

 

如何でしたでしょうか?
今回は月夜きのこ園でよく使用しているWD(ワイルド)という言葉の意味についてご紹介させて頂きました。 

昆虫業界やブリーダー、そして数多い飼育者さんの間で呼ばれている呼び名は様々なものがあります。

勿論、突き詰めれば正式な学名的な呼び名はあるとは思うのですが、実際によく使われている呼び名とは異なるものが多いと思います。

今回ご紹介したWD(ワイルド)という言葉ももしかするとその一つの可能性があるかもしれません。

私たちは日頃、日常的に使用していますが、「本当はそんな呼び名では呼ばないんだよ」とご指摘があるかもしれません。

あくまで月夜野きのこ園で使用している言葉の一つとして参考程度に理解して頂ければ幸いです。m(_ _)m

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