2016年度、野外採集(昆虫採集)シリーズ。第11回目のご報告です。

 

AM :9:30 
気温 :25℃ 
天気: 晴れ時々曇り

 

IMGP9040

本日最初に出迎えてくれたのは、とても美しいコガネムシ。

 

IMGP9037

どうです?素晴らしく美しいと思いませんか?

 

【コガネムシ】

 コガネムシ科。
体長17~24mm程度
北海道~九州に幅広く生息
成虫は葉を食べ、幼虫は根を食する
風貌は似ているが、カナブンとは別種

 

色合い等からカナブンとよく間違われるコガネムシ。
同じ類似甲虫ながら食性は全く別もの。
しかしよく見てみると素晴らしい体色をしていて魅力的な虫でもあります。

 

 

こちらのハルニレのウロ(穴)近くを見てみると、

IMGP8804

素早くウロ(穴)に逃げ込もうとしているクワガタを発見。

 

 

IMGP8805

逃げ込む前に捕まえてみると、コクワガタの♂個体。

内歯の特徴も出ていない極小個体。
サイズは未計測ですが15mm程といったところ。

 

こちらのハルニレの木

IMGP8912 
ウロ(穴)の中からは、

 

 

IMGP9205

ヒラタクワガタ♂40mm程が入っていました。

 

 

他にも、

IMGP9207

ヒラタクワガタ程♀30mm程

おそらく♂♀つがいで入っていたのでしょう。

 

 

 IMGP8908

この辺りはコクワ中心に黒系クワガタばかりが採れました。

 

 

その後、辺りを探してみるものの、あんまり結果が芳しくないので、思い切って場所を移動しました。

 

     ・
     ・
     ・
     ・

 

別の場所に到着。

 

その周辺を散策し、木を蹴っていくと、

 IMGP9521

ノコギリクワガタ♂30mm後半の短歯タイプ

 

 

IMGP9575

ノコギリクワガタ♂45mm程の中歯タイプ。

 

面白いように落ちて来るノコギリクワガタ達、

 

気が付くと、

IMGP9739

ちょっとしたノコギリクワガタ祭り!

サイズは小歯~中歯タイプが多数。

 

やはり場所場所で主に発生している種類にも大きな違いが見られますね。
思い切って場所替えをして正解でした。

 

 

こちらのハルニレの木を蹴ってみると、

 IMGP8818

 

パサッと軽めの音が・・・・・・

 

小さいノコギリかコクワガタかなと思って探してみると、

 

 IMGP9506

小さくない・・・・
いや、おおおっデカいっ!!

 

音とは反比例して予想よりもはるかに大きなノコギリクワガタが落ちていました。

 

採集をしていると、大きい落下音にも関わらず、大型の個体が落ちている時がまれにあります。今回のこの時はまさにそれに当てはまりました。嬉しい誤算ではありますが。。。

 

 

IMGP9504

今季初の70mmUPに近い個体。

赤褐色のナイスボディですが、右アゴと左アゴの湾曲の開きが悪いような感じがします。

 

 

ノコギリ71mm

 帰宅後、サイズを計測してみようと定規を当てると、約♂71mmといった感じです。

両アゴをきちんと揃えて、電子ノギスで最大値を正確に計測すると、

♂71.3mm

 今シーズン初の70mmUPのノコギリクワガタでした。

しかも70mm台を飛び越えて71mm台の大型サイズです。

 

 

 

ふと、近くを見てみると、

 IMGP8941

イヌビワの木と実がありました。

 

 

IMGP8939

このイヌビワの実。今はまだ完全に熟しておらず、実もまだ固いですが、熟すると黒くなり、はじけるように割れてそこからとても甘い果汁が出て来ます。
それを目当てに小型のクワガタやカブトムシ、カナブンなどが集まることがあります。

 

 

IMGP7571
イヌビワの熟した実に付くコクワガタ♂
(参考画像:2015年度撮影)

 

 このイヌビワの実を見つけたら場所を覚えておいて、時折見てみるのも良いかもしれません。是非機会がありましたら試してみて下さいませ。

 

こんな感じで2時間程採集させて頂きました。

 

今回の結果は、

種類

コクワガタ
ヒラタクワガタ
ノコギリクワガタ
スジクワガタ

合計頭数
35頭

という結果でした。

 

 

第11回目の野外採集(昆虫採集)、如何でしたか?

今回は今シーズン初の70mmUP(正確には♂71.3mm)のノコギリクワガタに出逢えることが出来ました。

前回、前々回とミヤマクワガタの70mmUPを2回続けて採集していますが、私の場合は確率から言うとミヤマクワガタの70mmUPよりもノコギリクワガタの70mmUPに出逢える可能性の方が低いで、その喜びは一層大きかったです。

 

 また次回、どんな虫達に出逢えるか?
今から待ち遠しく楽しみです。(^^)

 

※この採集方法はあくまで私自身のやり方です。人によって採集方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。

 

※ 採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、 虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、 モラルを守って採集を楽しみましょう。(^^)