クワガタ野外採集記(昆虫採集記)2016年【No.15】ヒラタクワガタ祭り!!(九州宮崎編)
2016年度、野外採集(昆虫採集)シリーズ。第15回目のご報告です。
今回も一つの種を主に狙った採集をやってみたいと思います。
今回のターゲット種は、暖かい場所に生息する大型の黒系クワガタ、
そうです。
ヒラタクワガタ
です。
そのヒラタクワガタをターゲットに採集してみたいと思います。
※何度かブログ上でも書いているので、既にご存知だとは思いますが、私が採集活動をしている地域は九州です。
ヒラタクワガタは暖かい気候を好みますので、関東より北の地域では上に上がるほど見かけにくくなります事をご了承下さいますようお願い申し上げます※
AM6:20
気温: 22℃
天気 :曇り
今回は相当数の採集ポイントを回る必要性、かなりの時間がかかると思い、覚悟を決めて早朝より出動しました。まだ薄暗く少し肌寒さを感じます。
最初の採集ポイントに到着。
こちらのハルニレの木では、
薄暗い方が活動が活発なヒラタクワガタがお出迎え。
この場所は木の陰で暗かったので、フラッシュ撮影でパチリ!
ヒラタクワガタ♂52mm
少しケンカ傷がある♂でしたが、元気いっぱいです。
こちらはクヌギの木、
こちらのクヌギの樹皮裏に何か入っています。
取り出して見ると、
おおっ、なかなかの大型個体です!
ヒラタクワガタ♂67mm
背中に少しシワはあるものの、とてもキレイな個体です。
サイズも♂67mmと十分に大型サイズ。
今シーズンでは先日の♂69mmに次ぐ、2番目の大きさ!
こちらのハルニレの木、
この木には地面スレスレに大きめのウロ(穴)があります。
この中からは、
これも立派な個体です!
ヒラタクワガタ♂65mm
先ほどの♂67mmよりは小さいものの十分な大型サイズ!
それと、もう一頭、
ヒラタクワガタの♀も一緒に入っていました。
ヒラタクワガタ♀30mm程度
こちらのハルニレのウロ(穴)、
やはり何かいます。
取り出して見ると、
ヒラタクワガタ♂65mm
連続の♂65mm個体です。
上記の♂65mmをGETした後、木を蹴ってみると、
ヒラタクワガタ♂30mm
上記の小型ヒラタクワガタ♂が落ちて来ました。
ノコギリクワガタ♂65mm
勿論、ヒラタクワガタ以外も採れます。
とても美しいノコギリクワガタです!
それと、もう1頭、
【ドウガネブイブイ】
体長17~25mm程度
北海道~九州に生息
広葉樹の葉を齧る
こちらはドウガネブイブイ。
カナブン達と似ていますが、食性は別。
樹液ではなく、木の葉を食べます。
木を蹴ると、たまに落ちて来ます。
良く見ると、なかなか可愛い虫ですよ。
次に、こちらのハルニレの木、
大きく、深いウロ(穴)です。
こちらの奥からは、
ヒラタクワガタ♂60mm
ギリギリ♂60mmある個体でした。
このような感じで、ヒラタクワガタを狙った採集を6時間させて頂きました。
今回採集したヒラタクワガタの一部
今回出逢った虫達は、
コクワガタ3頭
ヒラタクワガタ16頭
ノコギリクワガタ 7頭
の3種、合計で26頭
第15回目の野外採集(昆虫採集)、如何でしたか?
今回のターゲットはヒラタクワガタ
ブログ上では大型個体採集時のハイライト場面ばかりアップしていますので、簡単に沢山採れているように見えますが、今回の採集はかなり骨が折れました。
採集に要した時間:約6時間
回った採集ポイント:7か所
移動距離:約270キロ程度
ヒラタクワガタの場合、小型~中型程度の個体ならば木の枝状にも潜んでいて蹴り採集でも落ちて来ますが、大型の個体を狙うには、とにかく大きな木のウロ(穴)がある事が第一条件。
しかし、木の大きなウロ(穴)が開いている木はそう数は多くありません。採集ポイント一箇所で、約2~3か所程度。
それゆえ数をこなす必要があり、採集ポイントを走り回る結果となりました。
結果は♂60mmUPが4頭、♂50mmUPも5頭と、まずまずの大型個体達がGET出来ました。
かなり疲れはしましたが、それに見合う結果は出てくれたのではないかと思います。ほっとしました。
とりあえずヒラタクワガタ祭り成功とさせて頂きたいと思います!
では、また次回、どんな虫達に出逢えるのでしょうか?
楽しみにして今回の野外採集記を終了させて頂きたいと思います。(^^)
※この採集方法はあくまで私自身のやり方です。人によって採集方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※ 採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。(^^)
13 Comments »
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ハッキリ言うと、この採集日記はでっち上げだと思います。 私は14年間北関東でクワガタ採集を毎日のようにやってますが、いくつかのポイントで、ヒラタクワガタを採集したのは、たったの4回です。しかもオスのみ…サイズは45㎜がマックス… ミヤマは結構採れてますが、70オーバーは未だかつて2頭しかいません。 申し訳ありませんが、正直な採集日記を書いてください。初心者のクワガタ採集者は信じてしまい、最終的には嘘だと分り絶望してしまいますので…
Comment by … — 2016年7月14日 @ 10:55 PM
コメントさせて下さい。 ・・・さん、きちんと日記読まれてますか? このヒラタ祭りの日記の冒頭部分にも青い文字できちんと注意書きがされているじゃないですか?shihoさんが採集されているのは九州だということを。きちんと読みもせず、でっち上げだというのは大変失礼だと思います。そう思われませんか?
Comment by 採集初心者 — 2016年7月14日 @ 11:09 PM
私も採集初心者様と同意見です。shihoさんの採集地が九州だということはよく存じ上げている話です。ヒラタ祭りの記事やネブトクワガタ祭りの時にも、ちゃんと但し書きされていました。こちらは更新を楽しみにしているのに、こういう中傷的なコメントは本当に失礼だと思います。
Comment by みなかみマン — 2016年7月14日 @ 11:36 PM
炎上してますね。 採集地が九州ならばヒラタはポイントさえ抑えている方でしたら一日で16頭というのもそう珍しくはないと思います。またミヤマの70オーバーもそう珍しいという事はありません。特大サイズはお見事ですが。shihoさんは確か宮崎県の方でしたよね?宮崎県は特に大きいやつが採れることで有名ですしね。採集記事面白いですよ。これからも頑張って下さい。
Comment by 九州男児 — 2016年7月14日 @ 11:52 PM
・・・さんへ 飼育日記担当のShihoと申します。 レス拝見させて頂きました。 採集地についてですが、 会社の所在地が群馬県で採集地が九州ですので直観的にわかりにくく、今回の様な事となり申訳ございません。 日記内でも、あらかじめ採集地は九州と書かせて頂いておりますが、今後は記事タイトルなどにも工夫をして分かりやすくしたいと思います。 私が通う採集ポイントにはヒラタクワガタは普通に生息しており、個体数も多く、またミヤマクワガタに関しましても、頻繁にとは言えませんが、大型と出逢える可能性もそう低くはないと感じています。 採集記の内容につきましては全て真実であり、正直に書かせて頂いておりますm(_ _)m 採集初心者さん みなかみマンさん 九州男児さん レスありがとうございます。 色々とご指摘頂きありがとうございます。 今後共どうぞよろしくお願い申し上げます。 飼育日記担当:Shiho
Comment by tsukiyono — 2016年7月15日 @ 7:28 PM
この採集記を拝見しまして、サイズについて書かせて頂きます。 この採集記で採集したサイズは、最大に近いものばかりですね!本当でしょうか?虫取を始めて間もない人は、おお、凄いと思いながら拝見するでしょうが、熟練の採集者は、疑問に思うのではないでしょうか? 30年~40年前なら、このサイズも採れたかもしれませんが、現在では、環境が著しく悪化し、雑木林の伐採も加速が進み野外では個体も減少し、更にサイズも小さくなっています。 私が推測するには、野外採集で、ヒラタ62mm、ノコギリ68mm、ミヤマ73mm、スジ35mm、アカアシ50mm、ネブト27mm、コクワ50mm、これ以上のサイズは野外では、間違いなく採れないと思います。ブリードならミヤマ以外、これ以上のサイズは出ますが… オオクワに関しては、樹液採集は、95%以上採集不可能です。稀に外灯採集で採れますが、同じボイントに毎日行き1年に1頭採れれば運が良い位です。 この採集記を拝見して疑問を持つ採集者は私以外にも、いるのではないでしょうか?
Comment by 採集者です — 2016年7月18日 @ 1:49 PM
shihoさんの肩を持つわけではありませんが、九州、特に宮崎県ならば、ヒラタ62mm以上、ノコ68mm以上、ミヤマ73mm以上などは採れると思います。ヤフオク見てみて下さい。ミヤマの大型等を多数出している宮崎県の方いらっしゃいますよ。
Comment by 九州男児 — 2016年7月18日 @ 8:48 PM
確かに、宮崎県は大型個体が出やすいですが、ノコギリの75mmオーバーはどうかと思います。 野外ギネスは77mmですが、これが発表されたのは数年前です。その前の野外ギネスは74.7mmで、ずっとこのサイズを越えられませんでした。 仮に75mmオーバーのノコギリクワガタに値段をつけるとしたら数十万円以上の価値があると思います。 ミヤマにしても野外ギネスが78.3mmで、77mオーバーを採集したのは大業と言えますが… やはりミヤマも数十万円以上の価値があるでしょう。 出展を拝見しても、ノコギリ71mm、ミヤマ75mm程は、時々見ますが、それ以上のサイズは見たことありません。 shihoさんは、このサイズを筆頭に、サクサク70mmオーバーを採集していますが、ネット上のアップですので、疑問だと思い書き込みさせて頂いたのです。 仮に本当だとしたら、このような奇跡的なサイズですので☆になった後で標本にして公共の場に展示すべきだと思います。
Comment by 採集者です — 2016年7月19日 @ 10:18 AM
こういうコメントは大変見苦しいので止めて下さい。 採集者です様、あなたがご自分の考えを持つのは自由ですが、それを他の方に押し付けたり、強要するのは失礼だと思います。しかも最初のコメントで言っていることと、2回目のコメントで言っていることはまるで違います。 ちなみに私も今年、ノコギリクワガタの75mm取りました。信じる信じないは個人の自由です。それを強要したいとも思いません。自分はそれで満足していますので。 ネット上や雑誌などの場に出していなくても大型個体を取っている方はたくさんいらっしゃると思います。 それに「公共の場に展示すべきだと思います」 このコメント、なぜ月夜野さんがそうまでしなけばならないのでしょう?この飼育日記に記事を書いたからといって、ブログ閲覧の料金を取っているわけでもなし、他の方に迷惑をかけたわけでもないと思います。 採集者です様が、この記事が気に入らなければ、見なければよい話です。仮に他に同じ考えのかたがいらっしゃったとしても、それは同じこと。楽しく見ている方も大勢いらっしゃるということを忘れないでほしいです。かくいう私もその一人です。 最後に月夜野きのこ園様へ ブログなどを書いていると、こういう批判コメントは必ずと言っていいほどあるものです。 世の中にはいろんな考え方の人がいるので、それは仕方ないこと。しかしそんな中にも必ず応援している人もいるということも忘れないでください。これからも楽しい採集日記期待しております。
Comment by やめましょう — 2016年7月19日 @ 12:36 PM
私もいつも飼育日記楽しく読んでいます。 このような批判的なコメントは見ていていやになります。嫌なら見なければいいと思います。サイズも信じる人だけ信じればよいのでは?それにギネスサイズは年々更新されていると思いますので、いつどこでビッグサイズが採れても何ら不思議はないのではないでしょうか。クワガタ飼育は楽しいものです。クワガタライフ楽しくやりましょうよ。
Comment by クワガタ大好き — 2016年7月19日 @ 1:08 PM
ハッキリ言って採集者さんのおっしゃっている事は常識を逸脱していて 今回の採集記を見ていて疑問に思う方がいるとはとても思えませんし むしろこ採集者さんのあまりにも知識のない内容のコメントを 書いている事に疑問を通り越しては呆れるばかりです。 自分自身の狭いフィールドのみの価値観を強要する前にもう少し 広い視野で勉強された方が良いと思いますよ。
Comment by マーク — 2016年7月21日 @ 12:57 AM
いつも楽しく拝見させています! 九州羨ましい限りです(~ω~;))) 文句を言ってる人達は相手にしてほしいだけなんでしょう! スルーするのが得策かと……
Comment by 丼! — 2016年7月22日 @ 6:08 PM
丼!さん レスありがとうございます。 お返事が遅くなってしまい大変申し訳ございませんでした。 九州、私が在住しているのは宮崎県ですが、クワガタの個体数はなかなか多く、またヒラタクワガタは多く見かけます。 アドバイス、ご指摘頂きありがとうございます。 今後共どうぞよろしくお願い申し上げます。 飼育日記担当:Shiho
Comment by tsukiyono — 2016年7月30日 @ 5:57 AM