「世界のクワガタ カブト大集合」へ参加! Shihoの群馬訪問記 2016 ⑦ 執念のバナナトラップ!
Shihoの群馬訪問記 その⑦です。
2016年度の群馬訪問記も今回でラストになります。
今回の群馬訪問の目玉でもあった「世界のクワガタ・カブト大集合」のイベントも無事終了し、後は宮崎に帰るだけになりました。
まだその前に数日時間があったので、最後に群馬でバナナトラップ採集をしかけてみる事にしました。
同行するのは、先日の群馬採集でもご一緒した面々。社長:金子氏と、月虫:松井氏です。
バナナトラップは月虫:松井氏が事前に用意してくれていました。
松井氏ありがとうございますっ!!
早速、バナナトラップを仕掛ける場所に行ってまいりました。
仕掛けるのはこのクヌギの木。
このクヌギの木ではミヤマクワガタが良く採れます。
なぜか一度に5♀採れる事が多いので、月夜野きのこ園スタッフの間では通称「5♀(ゴメス)の木」と呼ばれてます。
トラップを仕掛ける月虫:松井氏(左)と社長:金子氏(右)
発酵したバナナを木にたっぷりと塗り付けます。
そして、また移動・・・・
次は昨年も仕掛けた事のある木です。
バナナトラップの職人、松井氏がたっぷりと、丁寧に塗り付けます。
何の木かは分かりませんが、クヌギやコナラの木ではなく、普通ではクワガタ、カブトムシは集まらない木です。
塗り付け完了!
昨年はこの木にカブト♀とミヤマクワガタ♀が来ていました。今年も期待は高まります!
そして、次に移動・・・。
こちらも昨年塗り付けた木。
この木はコナラです。
更に移動・・・。
ここでも塗り付ける松井氏。
この木は初挑戦の木です。
木の種類は不明。
塗り付け完了!
自分の仕事に納得のご様子の松井氏。
このような感じで、合計4か所にバナナトラップを仕掛けました。
次の日の早朝に確認に行きます。
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そして早朝、
早速トラップを見て回ります。
が、
通称「5♀の木」不発!
次に塗った不明種の木も不発!
(画像が無くてスミマセン)
そして、
コナラの木、不発!
そして最後の
最後に塗った木も不発・・・・。
何と、全敗!!!
何も付いていませんでした。
昨年は、少なかったもののカナブンやカブト♀、ミヤマ♀などが集まっていたのに・・・。
塗った木に近づいてみても、ツンとした鼻をつく甘酸っぱい発酵臭はせず、バナナの腐ったような悪臭のみ。
やはりまたバナナの発酵が足りなかったのかなぁ・・・。考えられるとすればそこにつきると思いました。
今回のバナナトラップは見事に惨敗!!という結果に・・・。
私も宮崎に帰る日が来て、群馬での採集はタイムアウトとなりました。
そして私は宮崎に帰省。
久しぶりの故郷でゆっくりしていると、、月夜野きのこ園から画像が送られて来ました。
そこには、
なんとっ!!
なんとっ!!
なんとっ!!
なんとぉっつ!!!
バナナトラップに集まる沢山のカブトムシの姿がありました!
カブトムシ♂6頭
カブトムシ♀9頭
合計15頭
合計15頭の大収穫です!!
実は私が知らない内に、月虫:松井氏がリベンジを狙って、再度バナナトラップを設置に行ったらしいです。
今度はぶつ切りに発酵させたバナナをネットに入れて設置する松井氏。
5♀の木をはじめ、新しい場所など複数仕掛けた所、全くの新しい場所で、その成果が実りました!
この吊るしている木は桜の木です。
通常桜の木にはカブトムシは集まらないので、このバナナトラップを目がけて集まってきたことになります。
素晴らしい成果です!!
やりましたね!松井氏!
あ~せっかくなら、その場にいたかった!!
実際の様子を見れなかったのが残念ですが、見事リベンジを果たした松井氏の執念と根性、そしてバナナトラップにかける思いに、ただただ拍手です。
来年訪れた際は、私もこの場所に仕掛けて楽しみたいと思います。
え~、このような感じで私:Shihoの群馬訪問記2016は終了となりました。
約1週間の滞在でしたが、終わってみればあっという間。もっと皆と一緒に野外採集などを楽しみたかったです。
次の飼育日記からはまた宮崎での野外採集報告や飼育情報などをご紹介していきたいと思います。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
飼育日記担当:Shiho
2 Comments »
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暫くぶりの投稿です。少々ご無沙汰しておりました。 トラップ採集、面白そうですね。今夏は15日~4日間別荘滞在するので、その時に自分の敷地内の木々でやってみたいと思います。取り敢えずはライトトラップの仕掛けを2セット用意しました。バナナトラップは聞いたことはありますが、準備に時間かかるのでしょうか?バナナにお酒を入れてしばらく置くのは聞いたことがありますが、発酵までの期間、どれくらい必要でしょうか?ご教示頂けると幸いです。 設置する木ですが、元から生えているコナラの木を予定しております。今季に間に合うように、クヌギとハルニレの木を植樹しての「くわカブの森」計画ですが、根切りした木が十分な発育が見られず、残念ながら来季に持ち越しになりました。本来移動することのない植物の移植は、かなりの負担になるようで、しっかり育つにはくわカブとは違った難しさがあるようでした。 くわ・カブの方は、相変わらず数が増殖中で、今まで朝出勤前30分でお世話していたのですが、時間が足りなくなり、今は帰宅後1時間半かけて約80頭の成虫と約120頭の幼虫のお世話をしております。 最近の個体では、マルスゾウカブトのペアを入手、カブトムシの定石としての「採卵」割り出しに挑戦してみました。結果は、5個の卵だけ、とちょっと期待外れでしたが、♀も元気なので何回か挑戦してみます。割り出しが8日目だったのがちょっと早すぎたのかもしれないので、次は2週間置いてみようと思います。採卵した卵は90ccプリンカップの底に置いて上にマットを被せ、時々底側から孵化していないか確認しています。1つ、どうやら孵化したようで、米粒大位の小さな幼虫が確認できました。幼虫管理は、最初はプリンカップでしょうか?それとも最初からPPボトル800位でやった方が良い?プリンカップは、管理の不手際が重なって大切にしていたメタリフェルが早期羽化、チビギネス級の小型を作出してしまったので、今一不安があります。 親たちは物凄い爆食で1日にゼリーを60グラムずつとバナナを1/4本ずつ食べています。本日、念のため再ペアリングしてから2度目の産卵床投入予定。このペアは、近所のペットショップで開催されたオオクワガタの材割り体験教室に大人1人で参加した際に、ショップで売れ残っていてとても気になり、一晩考えて翌日購入しました。2016年1月羽化なので、そろそろ限界かも知れませんが、子孫をしっかり残して最期まで大切に飼育してあげようと思います。 またちょくちょく、飼育・産卵レポートと合わせて、こちらにもコメントさせていただきます。宜しくお願いします。
Comment by puffin — 2016年8月8日 @ 11:38 AM
puffinさん ご無沙汰しております。 飼育日記担当のshihoです。 実は本日まで、群馬の月夜野きのこ園の方に行っていました。そのせいもありお返事が遅れましたことをお詫び申し上げます。 バナナトラップですが、ただ単にバナナに焼酎をまぶし、熱による発酵だけならば約1日半~2日程度かかると思います。勿論置いておく場所の気温によって差は出てくると思われますが。 発酵をよりスピーディにするために、あらかじめドライイーストを混ぜておくと、より発酵がスムーズになりますよ。是非試してみて頂ければ幸いです。 その他色々な近況報告ありがとうございます。 報告されるごとにますます増えてらっしゃってクワカブ熱がこちらまで伝わってくるようです。 また近況聞かせて下さいませ。 朗報お待ちしております。 飼育日記担当:Shiho
Comment by tsukiyono — 2016年8月13日 @ 6:54 PM