2016年度、野外採集(昆虫採集)シリーズ。第20回目のご報告です。

今回の採集舞台は関東 群馬県です。

8月の上旬の話になりますが、月夜野きのこ園の「月虫」用に撮影し、Youtubeにアップした月虫用の動画がテレビ局TBSさんの目に留まり、TBSの番組「Nスタ」の中で採集の現場を放送したいと話があり、再度採集のテレビ用映像を撮影することとなりました。

その為、私も8/8に急きょ群馬へリターンすることになりました。

 

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また東京行きの便に乗ることに・・・。

 

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またしばらく宮崎ともお別れとなりました。

 

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前回より1週間も経たない内に再び群馬県、上毛高原に到着。

 

到着後の8/8~10はテレビ用の撮影となりました。

昼間は樹液採集による撮影。

今回も撮られる側なので、こちらも撮影が出来ず画像が撮れませんでした。
日記中にご紹介出来る画像がほとんど無くて申し訳ございません。

 

結果から言うと、撮影中にはクワガタが、30頭ほど採れました。

種類はミヤマクワガタが一番多く、次いでノコギリクワガタ、スジクワガタ、コクワガタの順でした。

 

テレビ用の撮影中に採れたクワガタの中で、サイズ的に一番大きい個体は、ミヤマクワガタ♂63.6mmでした。

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ミヤマクワガタ♂63.6mm

 

その他にはこんなのも採れました。

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すっごく小さなミヤマクワガタの♂

 

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ミヤマクワガタ♂32.8mm

かなりの極小個体!

こんなに小さい個体は初めて見たかもしれません。ある意味貴重かもです。

 

 

 

そして夜はライトトラップによる採集を行います。

ターゲットはカブトムシです。

昼間の内にライトトラップを仕掛ける場所を下見に行きました。

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狙っているのはここ。

この木にカブトムシがよく集まってくるようです。

 

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木の名前は「ウワミズザクラ」

 

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この手の木にカブトムシが集まるのは初耳でした。

 

通常桜の木の樹液にはあまり集まる話を聞いたことが無いので、定かではありませんが、もしかするとこの熟した実を目当てに集まっているのかもしれません。

 

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その中にかろうじて生きてはいますが、瀕死状態の大きなカブトがいました。

持ち帰り計測して見た所、

なんと、

♂85mm

ありました。

かなりの大型個体です!

何とか種親にしたいサイズだったのですが、残念ながら数時間後にお亡くなりになりました。

 

しかし数はいるようで、この様子ならば今晩のライトトラップも期待が出来そうです。

 

そして、夜8:00、少しの月明りはあるものの、蒸し暑く気温も27℃程度あります。

 

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上記画像は夜にライトトラップをした時の画像。

このようにライトを設置して、約1時間程度トラップ採集をしました。

 

結果は、

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ライトトラップで飛んできた個体の一部

 

カブトムシ♂♀が合わせて約20頭ほど飛んできてくれました。

しかもカブトムシ♂はどれもなかなかの大型ばかりで素晴らしい!!

 

このような感じで群馬到着後3日間はテレビ用の撮影に追われました。

樹液採集によるクワガタ、ライトトラップによるカブトムシ採集と、どれもまずまずの結果が出てくれたので、一安心といったところです。皆様お疲れ様でした。

 

さて、テレビ撮影も終わり、次は再び先々週のリベンジ、群馬での採集です。この続きはまた次回ご紹介したいと思います。

 

※この採集方法はあくまで私自身のやり方です。人によって採集方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。

 

※ 採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。(^^)

 

 

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