クワガタ野外採集記(昆虫採集記)2016年【No.30】10月中旬採集!(九州宮崎編)
2016年度、野外採集(昆虫採集)シリーズ。第30回目のご報告です。
今回の採集舞台は九州 宮崎県です。
AM 8:40
気温:24℃
天気:曇り時々晴れ
10月ももう半ば過ぎとなっております。
秋を代表する花、コスモスも咲き、見ごろを迎えています。
さて、今回はどんな虫達に出逢えるでしょうか?
ハルニレの枝葉。
この時期に来るとさすがに枯れ始めていますね。
しかし、枝をよーく見てみると、
小さなウロ(穴)があり、その中に黒色のクワガタらしき姿が見えました。
高い所にあり手が届かず、またウロもかなり狭いので種類&性別などを確認するのは断念。
推測ですが、コクワガタのような感じです。
こちらのクヌギの木では、
樹皮裏の中と外にクワガタを発見!
察するに、ヒラタクワガタのようです。
ちょっとお顔を拝見させて頂きました。
やはりヒラタクワガタでした。
♂♀ペアで入っていました。
まだまだ元気に活動しております。
となりのクヌギの木でも、
泥にまみれたクワガタ2頭を発見。
よーく見てみると、
こちらもヒラタクワガタでした。
小型♂と♀のペアですね。
泥まみれになりながらも食事をしていました。
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その後、探してみるものの、しばらくはクワガタ達の姿を見かけませんでした。
やはりこの時期になると、クワガタ達とも出逢うのはなかなか難しくなっているようです。
そして、
別の場所にあったハルニレの木。
何気に頭上の枝先を見上げてみると、
枝先を歩くコクワガタ♂っぽい姿が。
姿を直接拝見しようと、木を蹴ってみると、
落ちて来たのはやはりコクワガタ♂。
体長は♂30mm半ばくらいでしょうか。
背中にはこの時期まで生き抜いて来た証、ケンカ傷が沢山ありました。
他には何か付いていないかなと思い、再度同じ木を先ほどより強めに蹴ってみると、
バサッと何か落ちて来ました。
慌ててその場所を探してみると、
何と、ノコギリクワガタ♂でした。
特大サイズまでとはいきませんが、この個体も大歯型で、なかなかの大型です。
サイズも♂65mm程はありそうです。
この時期にこのサイズは嬉しい出逢いでした。
しかし何度か木を蹴らなければこの個体とも出逢わなかったでしょう。
最初の蹴りの振動では落ちなかったわけですから、一度だけでなく、落ちない木でも何度かは諦めずに木を蹴ってみるというのも大事だということを痛感しました。
こんな感じで2時間ほど採集を楽しみました。
今回出逢った虫達は、
コクワガタ
ヒラタクワガタ
ノコギリクワガタ
の3種。
合計で9頭見かけることが出来ました。
今回もお持ち帰り個体はゼロ。
観察&スルーのみとさせて頂きました。
前回見た時はまだ青かったカラスウリも赤く色づいていました。秋の深まりを感じさせます!
第30回目の野外採集(昆虫採集)、如何でしたでしょうか?
10月に入って初の野外採集でした。
昼間はまだまだ暑い時間帯もあるものの、朝夕は冷える時間帯も多くなって来ました。
南国宮崎県といえども、この時期に来ると虫の数もグッと減り、今回はとうとう一桁台になってしまいました。
しかしまだまだゼロではありませんので、あきらめずにもう少し野外採集を楽しみたいと思います。
また次回、どんな虫達に出逢えるか?
今から待ち遠しく楽しみです。(^^)
※この採集方法はあくまで私自身のやり方です。人によって採集方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※ 採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。(^^)
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