皆さんは、菌糸ビンやマット飼育でクワガタ&カブトムシの幼虫を飼育していて、外側から幼虫が全く見えない時、どうしているか気になったことはありませんか?

死亡しているのか?、蛹になっているのか?、既に羽化しているのか?私もとても気になる場合があります。

 しかしだからといって蛹化前に近い幼虫ならば、掘り出すことによって蛹化や羽化に影響を与えるのも嫌だと考えてしまいます。

 

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外側から食痕も見えない、動きがない。
中の幼虫が気になる菌糸ビン

 

そんな時、あくまでも私:Shihoのやり方ですが、ある方法で推測する事があります。

ただしこの方法は絶対に確実ではありません。あくまで私のやっている方法なので、あくまでも参考までに聞いて頂ければ幸いです。

 

やり方は簡単です。
菌糸ビン飼育を例に取って挙げてみまると、

 

菌糸ビンを優しく振り
その時の音の様子で判断する

 

ええっ??と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、これが中々当たる場合があるので、どうしても中身を確認したい時には私はよくこの方法をやっています。

 

その時の音はとは、どんな音なのか?

 

①音:「シーン」

振っても全く音がしない。

 

<推測>

幼虫状態であるか、既に死亡してしまっている」可能性を考える。

 

 

②音:「コロコロ、モサモサ」

振ると中でコロコロ、モサモサと柔らかい音がする。
何回振ってもコロコロ、もしくはモサモサと音がする。

 

<推測>

蛹化もしくは前蛹になっている可能性を考える。

蛹2
蛹の場合は固いのでコロコロ

 

前蛹1
前蛹の場合は柔らかいのでモサモサ

 

 

③音:「コロコロ~ピタッと音停止」

振ると最初の数回はコロコロと音がしたが、その後は音が止まってしまう。

 

<推測>

「すでに成虫になっている」可能性を考える。

羽化3
成虫(羽化している)の場合は、「コロコロ~音停止」

 

最初はいきなり振られたので、油断していた成虫がコロコロと動くが、その後異変に気付き、手足で蛹室内で踏ん張る為音が消える。

※ただし完全に身体が固まってしまっている成虫の際には、手足を引っ込めたままのいわゆる「死んだふり」の状態をする場合があるので、そういう時には「コロコロ」という音がずっと続く場合がある。

 

如何でしたでしょうか?

私は上記の様な方法で調べて推測してみることがあります。
結果を知りたくて何度か掘り起こして調べてみると、勿論予想と外れている事もありますが、なかなか当たっている事も多いです。特に蛹になっている時は非常に分かりやすいですね。

 

しかし勿論、絶対に確実な方法ではありませんし、菌糸ビン内にいる幼虫を振る事はあまり良い事ではありません。

前蛹や蛹になっていたら、壊れやすいので振り回すのは危険な可能性もあると思います。

そう考えるとたとえ中の状況が分からなくても、例え死亡していたとしても、自然の流れに任せておくのが一番の方法かもしれません。

あくまでも私個人のやり方ですので、ご参考程度に聞いて頂ければ幸いです。

 

 ※ここでご紹介させて頂いた考え方や飼育方法はあくまで私Shiho個人のやり方&考え方であってそれを押し付けるものでは御座いません。あくまでもご参考程度にご覧頂ければ幸いです。よろしくお願い申し上げます。

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