本土ヒラタクワガタの飼育 【幼虫飼育経過観察】 菌糸ビン飼育による早すぎる羽化!
先日の日記よりご紹介している本土ヒラタクワガタの【幼虫飼育経過観察】。
前回、菌糸ビン内にて蛹化している個体を見つけました。
本日確認した所、既に羽化も完了していました。
その時の様子をご紹介してみたいと思います。
まずは例にならって、飼育種のご紹介。
宮崎県産本土ヒラタクワガタ♂参考画像
(2016年度 野外採集個体)
宮崎県産本土ヒラタクワガタ♀参考画像
(2016年度 野外採集個体)
【飼育種】
和名:ヒラタクワガタ
学名:Dorcus titanus
【産地】
宮崎県産
【累代】
WF1(野外品♀の持ち腹産卵幼虫)
【飼育しているエサ】
EP-1100菌糸
【幼虫初回投入日】
H28/11/1(1~2令投入)
【管理温度】
25~27℃前後
上記が飼育時のデータです。
これが今年の1/17の日記でご紹介した本土ヒラタクワガタの♀の蛹。この時はまだキレイな蛹でした。
今回約1週間ぶりによく確認してみると、
蛹特有の黄土色ではなく、黒い物体が見えました。
よーく見てみると、
やはり羽化していました。
まだ羽化したてのようで、羽も赤黒く、きちんと閉まりきっていません。昨夜辺りに羽化したような感じです。
この個体と同じ蛹になっていたもう一つの♀蛹がありました。
そうです、この個体です。
こちらの方も確認してみると、
こちらの方はまだ羽化はしていませんでした。
しかし頭部分は既に黒っぽくなっていますので、こちらの羽化も近日中に行われるでしょう。
先日の日記では合計5ヶ月程度での羽化になると書きましたが、大幅に短縮。約4ヶ月と10日程度でのスピード羽化となりました。
栄養価の高いエサ、管理温度の高さがネックとなり、早期羽化となりました。あまりにも早い羽化の為、体長がそこまで伸びていないでしょう。
まだしばらくは様子を見守り、体が固まってから取り出して見たいと思います。またその時の様子はその時ご紹介して見たいと思います。
※ここでご紹介させて頂いた考え方や飼育方法はあくまで私Shiho個人のやり方&考え方であってそれを押し付けるものでは御座いません。あくまでもご参考程度にご覧頂ければ幸いです。よろしくお願い申し上げます。
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