先日より日記よりご紹介している本土ヒラタクワガタの【幼虫飼育経過観察】。

1月の日記内で、菌糸ビン内にて羽化している♀個体を発見。

今回はマット飼育で蛹になっている個体も羽化をしていました。

今日の飼育日記ではその時の様子をご紹介してみたいと思います。

 

まずは例にならって、飼育種のご紹介。

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宮崎県産本土ヒラタクワガタ♂参考画像
(2016年度 野外採集個体)

 

IMGP9207

宮崎県産本土ヒラタクワガタ♀参考画像
(2016年度 野外採集個体)

 

【飼育種】
和名:ヒラタクワガタ
学名:Dorcus titanus

【産地】
宮崎県産

【累代】
WF1(野外品♀の持ち腹産卵幼虫)

【飼育しているエサ】
きのこマット

【使用している容器】
ガラス瓶1000cc

【幼虫初回投入日】
H27/9/24

【管理温度】
25℃前後

 

前回きのこマット飼育の元、蛹になっていたのがこちら、

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

こちらは今年の1/20にご紹介した蛹化している♀個体です。

 

そしてこちらが、本日(2/3)に確認した画像、

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

やはり羽化していました。

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

ビンに近づいて拡大撮影。

お腹側を上にしている様子。

まだ色合いも赤っぽく、羽化して間もないことが分かります。

 

それと前回ご紹介した前蛹の個体がいましたが、こちらは蛹にはなっていたものの、羽化はまだといった感じでした。

 

きのこマット飼育で、25℃前後の管理温度下では、成長が一番早い個体で、約5ヶ月半程度での羽化という結果が出ました。

菌糸ビン程早くはないですが、自然界での成長に比べるとそれでも驚くべきスピードだと言えると思います。前回も書きましたが、やはり高栄養価のエサ、高い管理温度は羽化を早めてしまう要因になっていると思われてしまいますね。

後は、体長がどれくらいか気になるところです。
今後体が固まり次第、取り出して計測してみようと思います。

 

※ここでご紹介させて頂いた考え方や飼育方法はあくまで私Shiho個人のやり方&考え方であってそれを押し付けるものでは御座いません。あくまでもご参考程度にご覧頂ければ幸いです。よろしくお願い申し上げます。

 

上記が飼育時のデータです。

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