スマトラオオヒラタの飼育【幼虫経過観察】菌糸ビン1本で52g!
今回は外国産種。飼育ルームをチェックしていると、菌糸ビン交換した方がよさそうなスマトラオオヒラタがいましたので、1頭だけですが、菌糸ビン1本目の交換を行いましたので、その時の様子をご紹介して見たいと思います。
まずはいつものように飼育種のご紹介です。
【飼育種】
和名:スマトラオオヒラタクワガタ
学名:Dorcus titanus
産地:スマトラ島 アチェ
【累代】CB
【飼育しているエサ】EP-1100菌糸(1本目)
【幼虫初回投入日】
H28/11/7(1~2令投入)
【管理温度】
25~27℃前後(最初の2ヶ月程度)
21~23℃前後(H29年1月位~現在)
上記が飼育時のデータです。
ここからは菌糸ビン交換時の様子をご紹介してみたいと思います。
上記画像は菌糸ビン交換前の画像。
かなり大きく育ってくれています。
上記が新しい菌糸ビン:EP-1400です。
この菌糸ビンに入れ替えたいと思います。
まずは新しい菌糸ビンに幼虫が入れるだけの穴を掘ります。菌糸ビンには最初から穴は開いていますが、幼虫の大きさによってはその大きさだけでは入るのが難しい場合があります。そんな時は手間はかかりますが、その幼虫の大きさに合わせて穴を開けます。
あくまで私のやり方ですが、私の場合、かなり大きめに穴を開けます。
今回の幼虫は大きそうなので、かなり大きな穴を開けました。ビンの底まで到達する位開けます。
勿論、深さだけでなくて、穴の底面の幅も広げます。なので、結構な量のオガを掻き出すことになりました。
次に交換する(現在幼虫がいる)菌糸ビンの中にいる幼虫を取り出します。
出て来ました!!
今回は見えやすい場所に居てくれたので、比較的楽に取り出すことが出来ました!
手のひらの上で、大きな糞をしました!
ちょっとピンボケですみません。糞だけで2gもあります。
何と、52gありました。
糞をする前なら54gはあったというわけですね。大きいわけです!!
スマヒラオオヒラタのお顔のアップ画像!とってもりりしいです!いい顔ですね。
さて、あまり外に出しっぱなしでは幼虫もストレスを感じてしまいます。早く新しい菌糸ビンに入れてあげましょう。
交換前の(先ほどまで幼虫がいた)菌糸ビンより、その幼虫が出していた糞を取り出します。
新しい菌糸ビンに幼虫を移動させる時、少しでも良いので、前の菌糸ビンよりその幼虫の糞も一緒にいれてやると幼虫が落ち着くといいます。
また別の意見では、その糞の中には沢山のバクテリアがいるので、そのバクテリアも一緒にいれてやることで、より良いとも言われています。
これで菌糸ビン交換が終わりました。
如何でしたでしょうか? 今回はスマトラオオヒラタの菌糸ビン交換の様子をご紹介しました。 菌糸ビンに最初に投入したのが、11/7、交換したのが、2/28。
約4ヶ月ぶりの交換でしたが、幼虫も丸々と大きく育ち、52gありました。 まだまだ色も白いので、今後も成長の余地は見込めると思います。今後も大きく育つように見守っていきたいと思います。
※ここでご紹介させて頂いた考え方や飼育方法はあくまで私Shiho個人のやり方&考え方であってそれを押し付けるものでは御座いません。あくまでもご参考程度にご覧頂ければ幸いです。よろしくお願い申し上げます。
コメントはまだありません »
No comments yet.
RSS feed for comments on this post. TrackBack URL
最近のコメント