アスタコイデスノコギリクワガタの飼育【羽化報告】
アスタコイデスノコギリクワガタの羽化報告です。
【飼育種】
和名:アスタコイデスノコギリクワガタ
学名:Prosopocoilus astacoides
産地:ジャワ島
累代:WF1
【親情報】
♀32mm(ワイルド個体)
【羽化体長】
♂52mm
【使用したエサ】
きのこマット
途中交換回数1回
【飼育で使用した容器】
300ccプリンカップ
【設定管理温度】
25℃前後
【羽化までにかかった時間】
1令投入後、約6ヶ月(合計7ヶ月程度)
<羽化までの手順>
幼虫状態で回収(1令)
↓
使用したエサはきのこマット。
300ccプリンカップで管理。
↓
途中1回の交換(きのこマット使用)。
↓
羽化 ♂52mm
上記、この流れで育てました。
特に難しい種ではありませんが、気を付けた点と言えば、
・管理温度(25℃前後をキープ)
・マットの乾燥
この点に気を付けて飼育しました。
無事に羽化してくれたとはいえ、このサイズはまだまだ小型。
菌糸やマット容量を多くすれば、もう少し大型が狙えたかもしれません。
とっても綺麗で美しいクワガタです。
是非機会がありましたら一度飼育してみては如何でしょうか?^^
※ここでご紹介させて頂いた考え方や飼育方法はあくまで私:Shiho個人のやり方&考え方であってそれを押し付けるものでは御座いません。あくまでもご参考程度にご覧頂ければ幸いです。よろしくお願い申し上げます。
2 Comments »
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御無沙汰しておりました。
昨年後半から本業の仕事が忙しくなり、くわカブの積極的なお世話ができずじまいでした。
4月~は、自由な時間を作って、本格的に再始動しようと思っています。
アスタコイデスノコギリクワガタは昨年1月にWDペアを福袋で入手、ブリードしました。
幼虫は生まれましたが、お世話が足りなかったのか、羽化まで行ったのは♂1頭のみ。
CBの♀を探しているのですが、この種は亜種が多くて、東南アジア各国からヒマラヤや中国・台湾・モンゴルまで幅広く分布しているようです。
ブリードしたのはジャワ島産でしたが、他の地域のものでもブリードは可能なのでしょうか?
ご教示頂けると幸いです。
Comment by Puffin — 2018年3月11日 @ 10:28 AM
Puffinさん
レスありがとうございます。
同じ種類でも、おそらくですが亜種間の交配は可能かと思われます。
ただ亜種に指定されているように、それぞれの亜種には何かしらの異なる特徴があるのだと思いますので、産まれてくる子はその特徴が入り混じった個体、いわゆるハイブリッド個体になってしまいます。
植物や野菜などの世界ではハイブリッド交配は盛んで、これによって新しい品種が続々と産まれていますが、このクワカブ業界ではそれが必ずしも良いとされることばかりではないようなんです。
あくまで個人それぞれの考え方になると思いますが、交配の面だけから考えると可能だと思われます。ご参考程度に聞いて頂ければ幸いです。
飼育日記担当:Shiho
Comment by tsukiyono — 2018年3月13日 @ 8:13 AM