国産クロカナブンの羽化報告です。

 

 

【飼育種】
和名:クロカナブン
学名:Rhomborrhina polita

産地:日本 宮崎県
累代:F2

 

【親情報】
♂27mm
♀25mm

 

【羽化体長】
♂28mm

 

【使用したエサ】
完熟マット

途中交換回数1回

 

【飼育で使用した容器】
300ccプリンカップ


【設定管理温度】

23℃前

【羽化までにかかった時間】
1令投入後、約12ヶ月
(合計14~15月程度)
※自力脱出による羽化確認になります※

 

 

 

<羽化までの手順>

 

幼虫状態で回収(1令)

使用したエサは完熟。
300ccプリンカップで管理。

途中1回の交換(完熟マット使用)。

羽化  ♂28mm

 

上記、この流れで育てました。

 

気を付けた点と言えば、

 

・管理温度(23℃前後をキープ)

・マットの湿度を少し軽め

 

この点に気を付けて飼育しました。

 

国産クロカナブン。

ワイルド親から羽化したWF1同士からの累代飼育個体、いわゆるF2個体になります。

比較的山地性が強いカナブンですので、管理温度を少し低温気味に設定して管理してみました。

またカナブン飼育ですので、エサ(完熟マット)の湿度は少し軽めにしました。

そのせいもあってか羽化までの時間が少々かかりましたが、羽化不全もなく綺麗な個体が羽化してくれました。

 

黒光りしたボディがとても綺麗なカナブンです。

是非機会がありましたら一度飼育してみては如何でしょうか?^^

 

※ここでご紹介させて頂いた考え方や飼育方法はあくまで私:Shiho個人のやり方&考え方であってそれを押し付けるものでは御座いません。あくまでもご参考程度にご覧頂ければ幸いです。よろしくお願い申し上げます。

 

追記データ

<産卵セット方法>

【親情報】
♂27mm
♀25mm
共にWF1個体を使用(同血統兄弟)

【産卵に使用したマット】
黒土マット

【マット湿度】
少な目:手で握って団子が出来るも揺らすと崩れる位

【産卵セット温度】
25℃前後

【使用ケース】
クリーンケースS

【成虫に使用したエサ】
Basicプロテインゼリー

【産卵結果】
24頭

 

<幼虫飼育>

セット温度、使用マット内容等の詳細は上記日記内と同様

 

<他の兄弟幼虫死亡>
最後の確認時(一回目交換時)までに3頭死亡確認

 

<最終的な羽化率>

13頭の羽化を確認

最終確認生存21頭中13頭の羽化を確認

羽化率 約61%

このような結果になりました。

半数以上は羽化してくれましたが、まだまだ完全ではないので更に研究していきたいと思います。

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