クワガタ、カブトムシが集まる(採れる)木を知っておこう!2018年度版 【イヌビワ】【ウワズミザクラ】⑪
先日よりご紹介している
「クワガタ、カブトムシが採れる(集まる)木とは?」
シリーズ。
長らく続いたシリーズもいよいよ今回でラスト。
今回は【イヌビワ】【ウワミズザクラ】の木のご紹介をさせて頂きたいと思います。
※日本全国にはクワガタ、カブトムシが集まる木はかなり数多くあって、すべての木をご紹介するのは難しいです。また木の名称も私がご紹介するのは確実なものではないかもしれません。
木は地域によって呼び方も変わったり、愛称などで呼ばれていることもよくあります。よって今回ご紹介する木の名称も、見る方によっては「えっ、その名前違うよ」と思われる方もいらっしゃると思いますが、そこの所はご勘弁頂きながらご覧頂けますことをご了承くださいませ。m(_ _)m
では、私:Shihoが採集しているフィールドで撮影した実際の木の画像などを元にご紹介してみたいと思います。
第11回目:【イヌビワ】【ウワミズザクラ】の木のご紹介です。
番外編:熟した実にあつまる木
【イヌビワ】
イヌビワの実の断面
イチジクに似ている。水分多めで、ほのかな甘みがある
<Shiho採集実績>
コクワガタ
カナブン
シロテンハナムグリ
カブトムシ
イヌビワの木。
この木の場合、樹液に集まるというよりも、熟した実に集まる事があります。私が通う採集フィールドでもよく見かける木で、熟すと黒い実がなります。熟した実は水分を多く含み、甘みがあり、イチジクに似たような感じがします。
熟した実には、クワガタ、カナブンやシロテンハナムグリ、時にはカブトムシさえ集まることがあります。実際私もカブトムシが顔を突っ込んで食べている所を何度も見ています。
人間も食べられるイヌビワの実。ごちそうとなるのは人間だけではないようです。鳥達も好物なようで、黒く熟した実は発見が遅れると次々と食べられてしまいます。
木(樹液)に集まるわけではないのですが、カブトムシ等は集まることがあるので今回番外編として、掲載しました。
クワガタムシの採集は難しいかもしれませんが、カナブン系、カブトムシが好きな方には要チェックかも。見かけたら一度チェックして見るのも良いかと思います。
【ウワミズザクラ】
ウワミズザクラの木の全体像
樹液ではなく、果実が目当てではないか?その辺りはまだ謎なのですが、カブトムシが沢山集まって来ていました。
2016年、実際にこのウワミズザクラの木の周辺でライトトラップを行い、こんなに沢山のカブトムシが集まりました。
<Shiho採集実績>
カブトムシ
如何でしたでしょうか?
今回、クワガタムシ、カブトムシが集まる木の紹介、【イヌビワ】【ウワミズザクラ】の木をさせて頂きました。
勿論、この他にもクワガタムシ、カブトムシが集まる木はまだまだ沢山ございますが、ひとまず今回の分でクワガタムシ、カブトムシが集まる(採れる)木の紹介の方は終了とさせて頂きたいと思います。
また今後、新しい木のデータや、新たな種類のクワカブが採れた際には追記データ等でご紹介出来ればと思っております。
この記事をご覧になっている皆様に一つ注意して欲しい事があります。
日本全国、様々な場所において集まりやすい木はそれぞれ異なる事だと思います。
今回ご紹介したデータはあくまで私:Shihoが実際に私が通うフィールドにて実際に採集して感じたものを元に書いていますので、このデータが必ずしも正論ではないことをご理解&ご了承下さいます様お願い申し上げます。
また確実な正式名称は只今勉強中です。
今回ご紹介した木も、もしかしたら正式な名前が間違っているかもしれません。
ただ<採集実績>がある木は間違いなく私が実際に採集したことのある種類の木ですので、この画像の様な木を皆さんのフィールドで探してみて下さいませ。
きっとそこには皆さんの大好きなクワガタムシ、カブトムシがいることだと思います。
今回調査したデータが文面がかなり多い為に何回かに分けてご紹介させて頂きました。
このシリーズ紹介に飽きた方もいらっしゃったかと思いますが、ご理解&ご了承頂ければ幸いです。
ご覧頂きありがとうございました。
飼育日記担当:Shiho
※この方法はあくまで私(Shiho)自身の考え方です。人それぞれによって採集方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※ 採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、 無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。(^^)
4 Comments »
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以外な木にもカブトムシが集まる事が分かり、とても勉強になっています。
今までアキニレとくぬぎしか見てなかったので新しいポイント探しの参考にさせていただきます。
先日、今年羽化した地元愛媛県産のヒラタの掘り出しをしました。
最大でも♂62mm ♀36mmと親より小さい残念な結果でした。
それには悲しい理由がありまして…
今シーズン初めて他社さんのマットで飼育したのですが、全てのマットにキノコバエが混入していて
マットの劣化と交換の連続でかなりのストレスを与えてしまったのです。
マット飼育には雑虫との戦いは付き物だと思いますが
何かよい対策はないものか お知恵を拝借させて頂きたいです。
Comment by S.I — 2018年6月6日 @ 12:12 PM
S.Iさん
レスありがとうございます。
コバエですね、そうですね、まさに飼育する者にとっては天敵。
永遠のテーマですね。
コバエについては、私の考え方や対策方法など、過去の日記内で色々と何度も紹介しておりますので、「Shihoの飼育日記」内で「コバエ」と検索してみて下さいませ。
複数ある記事、またその中でも沢山の方がコメントで、対策方法や考え方を色々とご紹介して下さっておりますので、そちらをご参考に見て頂ければよいかと思います。
このレス返答内では全てをご紹介するのは文字制限などにより難しいので、ご理解頂ければ幸いです。
よろしくお願い申し上げます。
飼育日記担当:Shiho
Comment by tsukiyono — 2018年6月7日 @ 7:04 AM
検索して見ました。
皆さんも同じ問題に悩まされているんですね。
レンジの使用は嫁さんの機嫌を損ねるリスクが高いので、菌糸保管用の冷蔵庫で冷凍してみようと思います。
採集かブリードでマイギネスの愛媛産本土ヒラタ69mm越え目指して頑張ります。
Comment by S.I — 2018年6月7日 @ 10:45 AM
S.Iさん
レスありがとうございます。
そうですか、冷凍作戦ですね。
良い結果になることをお祈り申し上げます。
またの朗報お待ちしております。
飼育日記担当:Shiho
Comment by tsukiyono — 2018年6月8日 @ 9:26 AM