マンディブラリスフタマタクワガタの飼育【羽化報告】
今回は採集ネタを少しお休みして、飼育ネタ:マンディブラリスフタマタクワガタの羽化報告をご紹介します。
【飼育種】
和名:マンディブラリスフタマタクワガタ
学名:Hexarthrius mandibularis sumatranus
産地:スマトラ島
累代:WF1
【親情報】
ワイルド♀48mm
【羽化体長】
♂100.5mm
【使用したエサ】
EP-1100 1本~EP-1400 2本(合計3本)
【設定管理温度】
20~23℃前後
【羽化までにかかった時間】
1令投入後、約13ヶ月
(合計14ヶ月程度)
<羽化までの手順>
幼虫状態で回収(1令)
↓
使用したエサは1本目はEP-1100
【1本目EP-1100での幼虫の様子】
↓
途中1回目の交換(EP-1400)
↓
途中2回目の交換(EP-1400)
【交換2回目時計測:36g】
↓
羽化♂100.5mm
上記、この流れで育てました。
今回は菌糸ビン3本を使用しました。
2本目(EP-1400)終了時に体重は36g。
それから3本目(EP-1400)をじっくり食いあげて何とか100mmUPにはなってくれましたが、ワイルド個体と比較ればまだまだ小さいです。
更に精進していきたいと思います。^^
※ここでご紹介させて頂いた考え方や飼育方法はあくまで私:Shiho個人のやり方&考え方であってそれを押し付けるものでは御座いません。あくまでもご参考程度にご覧頂ければ幸いです。よろしくお願い申し上げます。
5 Comments »
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マンディカッコいいですね〜。
そして、写真の撮り方も上手いですね〜。
I◯s◯a◯l◯mの写真も、すごくキレイですね〜。
写真集出したらいいんじゃないですか?
絶対買います(笑)。
昨日K市Tポイントにて、ノコの39mm♀を採集しました。
下から見た時、一瞬ゴキかと思いました。
しかし網(少し前に破格で購入した5.4mの磯玉、ネットは自作)を伸ばしてゲットし、手の乗せると、少し縮みました(笑)。
樹上マジック(笑)。
まだノコデビューして1ヶ月なので、よく分からないのですが、39mmはデカイ方ですか?
ちなみに♂の最大は、現地点で65.1mmです。
そう簡単に70mmは行かないですね。
ヒラタは、現在40頭確認していますが、50mmオーバーは未だに2頭で、最大が52.5mmです。
実に去年の2倍の数ですが、去年の比べてサイズが伸びず、平均サイズも小さいです。
東京では、もうヒラタのシーズンは終わりを迎えつつあります。
実際、コンスタントに採れるのは1ヶ月もなく、ピークを過ぎると、それこそ一頭見るのさえ難しくなります(ここ2週間は、新顔は1頭のみで、他は採集圧を逃れた常連です)。
また東京は他県に比べて発生がかなり早く、時期も短いです。
それらを考えると、今から60upを狙うのは、相当厳しいです。
前に一度、推定62,3mmを難攻不落のウロで発見しましたが、傘が引っかかり手が出せず、掻き出し棒を落とし、おまけにライトと振動で個体を刺激してしまうという、採集人生最大のミスを犯し取り逃がしました(涙)。
それから毎日その木の通いましたが、消息不明…。
今やノコ70up狙いにシフトしてます。
ヒラタの代わりに必ず70オーバーのバケモンを採り、ご報告します! …… 多分 …。
Comment by Yuki — 2018年7月2日 @ 7:24 PM
Yuki さん
いつもレスありがとうございます。
ノコギリ♀39mmは大きいですね~!
かなりの大型、特大クラスだと思います。凄いです!
野外ではそう出逢えるサイズではないと思いますよ!!素晴らしい!!
宮崎では10月位まで普通に見かけますのであまりピンと来ないですが、関東ではヒラタ採集事情はなかなか難しいのですね。
そういう中、熱心に挑まれるお姿、ご立派です!
Yuki さんのお話を聞くと、私も採集熱がウズウズして来ます^^
あ、それと、インスタ画像お褒め頂きありがとうございました。
プライベートインスタなので、何でも載せております。恐縮です。
大型個体の採集の御朗報、楽しみにお待ちしております。
飼育日記担当:Shiho
Comment by tsukiyono — 2018年7月3日 @ 2:53 PM
こんにちは。夏から持ち腹もメスの産卵に期待してますが、三セット組んで1幼虫のみ。
噛った痕は沢山出ますが、材を割ると何もない状態です。
何がいけないのでしょうか?
WDということで産卵済みと諦めた方がよろしいですか?
幼虫が一頭取れているので交尾済みは確認できます。
いつも質問ばかりで申し訳ありません。
Comment by やまたか — 2019年10月25日 @ 11:33 AM
やまたかさん
レスありがとうございます。
材は齧っているけど、割り出すと卵も幼虫もない。。
確かにフタマタ系でよく聞かれる質問の一つですね。
あくまで私自身の考え方による推測になりますが、
・無精卵の為、孵化せずそのまま卵が腐って消滅してしまった。
・空砲(いわゆる空打ち産卵)
・多湿やカビなどで材環境が悪く卵がダメになってしまった。
上記のことが考えられる場合もあります。
野外で既に産卵を全て終了しているのであれば、もう産卵行動を起こさないのではないかと思います。
数が少ないのであれば、ある程度は既に野外で産卵している可能性もあると思います。
また幼虫が取れているので、受精能力はあるはずですが、幼虫が取れていても全ての卵が有精卵とは限らないと考えています。
ただどれも私個人が考えうる推測ですので、明確なお答えをするのは難しいです。
あくまでご参考程度に聞いて頂ければ幸いです。
飼育日記担当:Shiho
Comment by tsukiyono — 2019年10月25日 @ 1:08 PM
ありがとうございます。参考にいたします。
今ある命を大事に、来年へ繋げればと思います。
Comment by やまたか — 2019年10月25日 @ 2:54 PM