クワガタ野外採集記(昆虫採集記)2018年【No.14】群馬イベント前の宮崎での最終採集!【九州:宮崎編】
早いもので7月ももう半ば。
来週末の7/21~22 には月夜野きのこ園がある群馬県で、「世界のクワガタカブト大集合!」のイベントが行われます。
私もそのイベントで昆虫教室をするため来週頭には群馬県入りする予定ですので、地元宮崎での採集はしばらくお預けとなりそうです。
「じゃぁそれまで沢山行こう!」と意気込んでみるのですが、これがまた上手く行かず宮崎は雨ばかり、もう嫌になるほどです。
しかし昨日(7/11)、ここ宮崎県も梅雨が明けました!
今回はここ最近数回(数日)の採集の様子をご紹介したいと思います。
黒い雲も見えるどんよりとした天気、なかなかすっきりと晴れないものです。
少し暗がりの樹皮裏にクワガタ♀の姿を発見!
敢えて取り出しませんでしたが、おそらくコクワガタ♀かな?
その上を見上げ見ると、
ヒラタクワガタ♂♀が付いていました。
それぞれお食事中みたいです。
こちらの細いハルニレの木。
細い枝先に小型のカブトムシ♂が付いていました。
すぐ隣の枝にも、
ミヤマクワガタ♂
がくっ付いていました。
細い木ですがなかなか侮れない木です。
今年の有力木の一つ、
この大きなハルニレの木を蹴ってみると、
バサッ!!
いい音がしましたっ!!
素晴らしい個体っ!!
この瞬間、今シーズン2頭目の75mmUPかと思いました!
帰宅後、計測してみると、
ミヤマクワガタ♂73.2mm
あれ?
♂75mmには大きく届かず・・・。
またしても採集直後の錯覚でした。
まぁそれでも♂73mmUP は立派な特大個体。
しかも体毛もきめ細やかでとても美しい個体でした。
場所を移動して、
こちらのクヌギの木にはノコギリ♂♀ペアの姿。
お食事中の♀に♂が寄り添っていました。
ここはクヌギ林だったので、周りのクヌギの木を片っ端から叩いてみました。
落ちて来たもので良型の個体を紹介すると、
ミヤマクワガタ♂66mm
ノコギリクワガタ♂68mm
ノコギリクワガタ♂67mm
ヒラタクワガタ♂59mm
カブトムシ♂
等他多数、この場所では合計で30頭位。
シーズン真っ盛りともあって結構沢山落ちて来てくれました。
採集の途中でとても巨大なヒキガエルに遭遇!
堂々とした態度で逃げようともしません!
とっても迫力ありました!
このような感じで採集を楽しみました。
そんなに長時間の採集ではありませんでしたが、100頭以上は見かけることが出来ました。
まさにクワガタシーズン最盛期!
なのではありますが、冒頭でも書いたように来週より群馬入り。
この時期にここ宮崎を離れるのは寂しいですが、また群馬でも時間があれば採集してみたいと思います。
※この方法はあくまで私自身のやり方です。人それぞれによって採集方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。(^^)
2 Comments »
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あらゆるカブクワが採集できていますね、すごいです!
ミヤマも非常に大型ですね。75mm付近はもう化け物クラスだと思います。
ノコギリはオスメスペアで見つかるパターンが多いですよね。この時期、大きさのわりに非常に体重が軽いノコギリメスを見つけることがありますが産卵後なのか?もしくは越冬したてで腹ペコなのでしょうかね?
採集しているとカエルに出会うのはあるあるですね……夜に大型のカエルが鳴いているとびっくりします(笑)
Comment by Mandi — 2018年7月15日 @ 8:44 PM
Mandi さん
レスありがとうございます。
宮崎という土地柄、沢山の種、大型も多く、毎回山に採集を楽しませて貰っております。
確かにノコ、ミヤマはペアでいることが多いですよね。
私も木を叩いて片方(♂か♀)だけ落ちて来た場合は、「まだもう片方が要る可能性がある」と考え、何回か続けて叩いてみる事が多いです。
カエル!
このヒキガエルは大きかったですねー。
軽く20cmはあったように思われました。
風格があり、近づいてもビクともしませんでした。
今週からしばらくは群馬入りなので、時間があれば今度はこちらで採集を楽しんでみたいと思います。
コメントありがとうございました。
飼育日記担当:Shiho
Comment by tsukiyono — 2018年7月16日 @ 5:44 AM