クワガタ野外採集記(昆虫採集記)2018年【No.25】お盆過ぎ採集!特大ノコギリクワガタ現る!【九州:宮崎編】
お盆休みも終わると夏も終わりに近づいているような感じがしますが、まだまだ採集は終わりませんっ!!
ノコギリクワガタ♂73.2mm
※サイズ計測に関しては顎を少し閉じ&顎先を伸ばし、最大値で計測しております。ご了承下さいませ※
いきなり冒頭で紹介しますが、こちらは今回出逢った個体、
ノコギリクワガタ♂73.2mmの特大個体!!
3年前の2015年も、8月後半から9月にかけてミヤマ♂77mm、ノコギリ♂75mm、カブトムシ♂86mmと、シーズン終盤と言われる中、立て続けにこのような大物とも出逢うことが出来ました。
ですので、まだまだこのような個体達と出逢う可能性があると考え、今回もお盆休みの中、採集に行ってきました!
今回はその時の様子をご紹介したいと思います。
細いクヌギの木で見かけた、ヒラタクワガタ小型♂個体。
サイズも小さく♂30mm前半位でしょうか。
傷だらけになりながらもまだまだ元気に活動しています!
こちらのハルニレの樹皮裏には、
ヒラタクワガタ♂60mm前半(推定)位の姿を発見!
胸板も厚く、なかなか立派な個体です!
アップで撮影しましたので近いように見えますが、実はこのヒラタがいたのは高さ3m程上の樹皮裏。
一旦採集してサイズだけでも計測したかったのですが、脚立も持っておらず、この木には登れる枝も張り出していなかったので、採集は断念。撮影だけとさせて頂きました。
クヌギの樹液に集まるカナブン達。
樹液の出も良く近づくとツンと甘酸っぱい発酵臭が漂います。
木を蹴ると、飛びながら落ちて来たカブトムシ♂
レッドボディのなかなか大型の個体。
♂75mm程はあったと思います。
周辺の木を叩いて回ってみると、
ミヤマクワガタ♂67mm(後程計測)
ノコギリクワガタ♂40mm前半程(未計測)
コクワガタ♂40mm前半程(未計測)
コクワガタ♂♀小型ペア
等他、結構な数を見かけることが出来ました。
この時、冒頭で紹介したノコギリクワガタ♂73.2mmも周辺のハルニレの木より落ちて来ました。
このような感じで2時間ほど採集を楽しみました。
ここ宮崎ではまだまだクワカブ達は盛んに活動しているようです。
また次回どんな虫達に出逢えるのか、今から楽しみです^^
※この方法はあくまで私自身のやり方です。人それぞれによって採集方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。(^^)
6 Comments »
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やはり、そちらは安定していますね〜。
こちらは、もうヒラタは見れませんd( ̄  ̄)
そして昨日、またもやあの木、綺麗〜に、落ち葉、退けられてましたね。
そして、樹液の場所が、乾燥して白くなっていました。
さらにチャイロスズメバチの群れが…(*´-`)
しかも樹液は止まりかけ…
メッチャ頭に来て、なんとしても落ち葉をかけなければ!と思い、夜なので落ちていた木の実を、ハチ目掛けて…エイ!
しかし、あまり動じない…(・∀・)
しかし、一匹また一匹と、居なくなっていきます。
そして、あと一匹!ですが、こいつがなかなかしぶとく、まわりをブンブン飛び回って、なかなか去ってくれません。
ついに、長い枝で追い払おうと、すると…な!帰ってきた!
まさかのハチさんカムバック!
助っ人がきてはどうしようもありません。落ち葉をかけれないまま、帰りました…。
木にハチを近寄らせたいんですかね。
樹液を枯らせたいんですかね。
木を見て、戻し忘れた感じではないです。
明らかに、意図的に退けている感じです。
もう、その木もダメかもです(^_-)
実は、昨日も、午後に、ミヤマ?ポイントに、行きました。
一昨日の夜採集は、メッチャ怖かったですが、良型の、立派なスジが2頭居ましたが、どちらも、完品でなかったので、リリースでした。
前の良型も、まだ居ましたが、また逃げられますた…(°▽°)
昨日行ったら、相方の♀しか居ませんでした。
もう一匹、いいスジが居ましたが、それも符節なしだったので、男の子にプレゼント。
ノコも、プレゼントしました^^
そこで、採集者のおっちゃんに会ったのですが、三回目で、全然ミヤマに擦りもしなかったので、ホントに居るのかな…と思っていたので、おっちゃんに聞いてみたら、「ミヤマいる」って言ってました。
でも、数は少なく、メスしか採った事が無いと行ってました。
ただ、他の人が採った♂を見せてもらったことはあるそうです。
しかし、やはり小型な様で、70オーバーは、採れないみたいですね。
その周辺の、ポイント数カ所教えてくれましたが、地名もなにも、全然知らないので、一ヶ所しか分かりませんでした。
そのポイントは、60mm級のヒラタも居るそうですが、採集者は居ないみたいです。
それもそのはず、そこは昔、恐ろしい事件があった場所で、心霊スポットになっているみたいです。
まぁ、絶対行かないですね^^
その近くで、今は木が伐採されてしまって採れないですが、昔はオオクワが採れたそうです。
15mmのスジ♂、ゲットしました。
チビギネスかと、期待しましたが、13mm台みたいですね。
いまから、また行きます〜。
ミヤマは難しいみたいなので、一応スジの大型狙いって事で^^
Comment by Yuki — 2018年8月16日 @ 9:25 AM
8月の中旬になってもまだまだいい型のカブクワが採れるなんて…羨ましいです(о´∀`о)
先日、仕事先の人に「子どもにプレゼントしたいのでできるだけ多くの種類の虫を採って欲しい」と依頼されたので、また採集に行って来ました。
いつもの場所以外に、ミヤマ狙いで少しでも涼しい沢筋のポイントに行ってみました。
結果は、60mmくらいのノコギリ2頭、50mmくらいのミヤマ6頭、56mmのヒラタ1頭、中型のカブトとコクワが数頭ってところでした。
一応ミヤマが採集できましたがやはりもっと標高の高い所に行かないと小型しかいないみたいです( ´△`)
shihoさんのポイントは各種混在してるみたいですが、涼しい場所なのでしょうか?
Comment by S.I — 2018年8月16日 @ 11:35 AM
Yuki さん
レスありがとうございます。
採集、楽しまれていますね^^
楽しそうに語ってくれるYuki さんのお姿が目に浮かぶようです。
そうですか、ヒラタは見られませんか・・・。
こちらでは9月いっぱいまでは普通に見かけられる種です。
まぁ宮崎は九州でも鹿児島と並ぶ最南端ですから、クワガタ達も長く活動しているのでしょうね。
私はずっと宮崎在住で、この環境で長年採集も行ってきているので、他県の皆様からのそういったお声を聞いて、改めて長く採集が出来るこの環境に深く感謝する次第です。
とはいえ、こちらでも少しづつではありますが、秋の気配は感じています。
寂しくなってきますが、まだもう少し季節の風情を楽しみながら採集出来ればと思っております^^
飼育日記担当:Shiho
Comment by tsukiyono — 2018年8月16日 @ 1:39 PM
S.I さん
レスありがとうございます。
私が採集している所は、ポイント自体はいくつかありますが、例えば今回の日記で紹介しているポイントは標高的には300~500m位の標高だと思います。気温的にはやはり平地よりは涼しく感じます。
確かにこのポイントでは過去も含めると、複数の種を見かけています。
オオクワ、コクワ、ノコギリ、ミヤマ、アカアシ、ネブト、スジクワ、カブトですね。
まぁオオクワは稀も稀ですが・・・。
高山種(ヒメオオやオニ等)を除く種であれば大体の種を見かける事が出来るのでとても楽しめるポイントです。^^
飼育日記担当:Shiho
Comment by tsukiyono — 2018年8月16日 @ 1:48 PM
今日、採集に行ったのですが、これと言った収穫は、ありませんでした。
また、あのポイントは、コクワよりも、スジの方が、かなり多い事に気づきました。
そして帰り道の電車に乗っているときに、何気なく外を見たのですが、そこには河川敷が…。
この前行ったのと、同じ川ですが、かなり距離は離れており、上流です。
良さそうなヤナギが、沢山見えましたので、明日、突撃です!
比較的、藪は低く、また木も、行きやすい所にあったので、幾分楽かと思います。
場所は、どちらかと言うと山に近いですので、もしかすると採れるかもしれません。
ただ、上流の方は、マダニの生息が確認されており、ちょっと怖いんですよね(*´ω`*)
でも、そこのマダニは、ある研究によると、その河川敷で採った200頭以上の個体(恐)を検体したところ、「SFTS」?と言う病原菌は発見されなかったみたいです。
でも、かなり上流というわけではないので、居るのかわからないですね。
また、今日の採集で、「シラミバエ」の一種が、くっついてきました。
前にもありましたが、どうやら鳩や牛などに寄生し、血を吸うみたいです(恐)。
人間は、どうなのでしょうね。
Comment by Yuki — 2018年8月16日 @ 4:54 PM
Yuki さん
レスありがとうございます。
河川敷のヤナギですか!!
私も群馬ではよく狙って行っていましたが、ここ宮崎ではほとんど経験がありません。
そういう話を聞いていると、私も河川敷採集に挑戦してみたくなってきました^^
マダニですか!?
マダニが原因で媒介した病原菌で死亡される件は、宮崎では時々報告があります。
そういった意味では宮崎の方が危険度が高いのかもしれませんが、幸い私はまだマダニに遭遇したことがありません。
どちらにせよ気を付けるに越したことはありませんので、しっかりとした防虫対策をしてから採集を楽しんで下さいね。
飼育日記担当:Shiho
Comment by tsukiyono — 2018年8月17日 @ 8:11 AM