クワガタ野外採集記(昆虫採集記)2018年【No.27】佐賀の友人トリプル特大70㎜UP達成!【九州:宮崎編】
先日もこの日記でご紹介した佐賀の友人 kazuくん。
彼が本日仕事で宮崎に立ち寄り、その仕事が早めに終わったというので連絡があり、再度一緒に採集に行ってきました!
とことんクワガタを愛す佐賀県民のkazuくん
宮崎での採集がお気に召したのか、今シーズン3度目の来県!!
今日は気温は高いもののあいにくのお天気。
雨が降ったり止んだりとあまり良くないコンディションでしたが行ってきました。
目的地に到着。
ここはハルニレがメインですがクヌギも生える群生地。
雨で濡れているクヌギの木でカブトムシを発見!
雨に負けずにお食事中でした^^
近くのハルニレの大木で、
ウロの中に何かを発見したkazuくん。
すかさず掻き出し棒でチェックします!
出て来たのはヒラタクワガタ♂
体調は未計測ですが約♂50mm程
そこまで大型ではありませんでしたが、ヒラタ大好きのkazuくんは満足そう^^
近くの木々を叩いてみると、
ミヤマクワガタ♂中型
ノコギリクワガタ♂中歯型
ノコギリクワガタ♂大歯型
(いずれもサイズ未計測)
の3頭が落ちて来ました。
この時期(シーズン終盤)は♀は既に産卵に出向いていることが多い為、採れるのは♂が多い傾向があります。
こちらはハルニレの樹皮裏で見付けた
ネブトクワガタ♂25mm(後程計測)
ネブトクワガタも25mm程大きくなると、大歯型の特徴がしっかりと出ていて格好良いです。
このネブトは欠損もなく、傷もほとんど付いていない綺麗な個体でした。とても格好の良い個体です!
その他には、
ミヤマクワガタ♂63mm(後程計測)
ノコギリクワガタ♂67mm(後程計測)
樹皮裏に隠れるコクワガタ♂中型
ヒラタクワガタ♂小型(未計測)
次第に天気も回復し、順調に採れていきました。
そして今回の一番の大物がコレ
ノコギリクワガタ♂70.7mm
傷や摩耗はあるものの、元気な特大個体!!
大型ノコギリGETに満足そうなkazuくん。
kazuくんは今年これで、
ミヤマクワガタ ♂74.3mm
ヒラタクワガタ ♂72.0mm
ノコギリクワガタ ♂70.7mm
と、宮崎県でのトリプル 特大70mmUPを達成!!
毎回訪れるたびに、一種類ずつ70mmUPをGETしての制覇!
宮崎まで何度も通いつめた汗と努力の成果でした。
本当におめでとうございます!^^
と、このような感じで約4時間程採集を楽しみました!
今回採れた個体達が、
※一括撮影の為、一瞬だけ故意にまとめて撮影しています※
こちらの124頭!
この時期にして124頭はなかなか上出来ではないでしょうか?
種類的にも、コクワ、ノコギリ、ミヤマ、ネブト、スジクワ、ヒラタ、カブトの7種類を見かけることが出来ました。
※今回も前回と同様にこの時期にどれ位クワカブが採れるのかを調べる為、一旦全て採集して、その後お気に入りの数体のみをキープし、残りは全てリリースしました※
沢山のクワガタ達と出逢い、山の神様に感謝の気持ちとしてお神酒を捧げました。
山の神様に感謝のお神酒を捧げるkazuくん
如何でしたでしょうか?
今回、佐賀の友人kazuくんとの採集を楽しみました。
最初雨~雨上がりというあまりコンディションの良くない中でまだ124頭のクワカブ達と出逢うことが出来ました。
シーズン終盤ですが、まだもう少し楽しめそうです^^
kazuくん、一緒に
またご一緒しましょう!お疲れ様でした!^^
※この方法はあくまで私自身のやり方です。人それぞれによって採集方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。(^^)
4 Comments »
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8月も下旬だというのに3桁も採れるんですねΣ(゜Д゜)
画像を見る限り寿命の長いドルクス系よりもノコギリやカブトが多そう( ̄□ ̄;)!!
しかも70mmUP3種類制覇を達成するとは…恐れ入りました(^_^ゞ
こちらでは、特産のミカンの木と林業の杉、檜の林が大半を占めているので、採集圧が高くカブクワの総数も少ないのではないかと思います。
盆暮れには採れる量が激減し、挫けそうになります。
先日、予想外の大暴産で保冷庫に入りきらず床下で常温飼育していたヒラタの幼虫♀が菌糸ボトルに入れて2ヶ月で暴れを起こしていました。
体色も黄色みががっていて蛹化しかけているようです( ´△`)
気温は25~27くらいだったのですが暑すぎたのでしょうか?
Comment by S.I — 2018年8月25日 @ 7:25 PM
S.I さん
いつもレスありがとうございます。
おかげ様でまた宮崎では数的には沢山見られるようです。
S.I さんがおっしゃるように、今回はカブトやノコギリが一番多く見られました。
やはり一番多いのはノコギリですね。
ミヤマはまだ採れるものの数的には減って来ているような感じがします。
それでも100頭以上は見かける事が出来ましたので、ここ宮崎ではもうしばらくは採集を楽しめそうです^^
25~27℃位の管理温度ならば、再発酵さえしていなければ、そこまで暑くはないと思います。
蛹化する前は暴れをする幼虫は結構多いので、早いですが蛹化なのかもしれませんね。
管理温度が少し下げれるようであれば、多少幼虫も落ち着く場合もあるかもしれませんね。
無事飼育が上手くいくようにお祈り申し上げます。
コメントありがとうございました。
飼育日記担当:Shiho
Comment by tsukiyono — 2018年8月26日 @ 6:17 AM
この前採集できたネブトを、産ませて見ようかと思うのですが、ネブトの産卵数は平均してどれ位でしょうか?
ケースは、コバシャのミニを考えています。
ネブトの場合は、多頭飼育が出来るのに加えて、1匹当たり200ccの餌で羽化出来ると聞いたのですが、それなら小スペースでブリードできるかな〜と思い、チャレンジしようと思いました。
しかし、余り沢山産まれてしまうと、飼育しきれないので、10頭前後が丁度いいかな〜と考えています。
ネブトは、産まないと言う話と、爆産する話を両方聞くのですが、コバシャミニで、外に幼虫が2〜3頭見えたら、中に10頭前後居ると考えていいですか?
また産卵数を少なくする方法としては、早期割り出しが一般的だと思うのですが、ネブトの場合は2令3令まで待った方がいいみたいですね。
ケースを小さくする方法は、ネブトなのであまり意味は無い気がします。
ただミニでも若干広めだとは思うのですが、ボトルとどちらがいいのでしょうか?
♀が上に上がってきた時点でセットから出すのも、一つの方法だと思いますが、産卵モードが入るとあまり上まで上がって来ない気もします。
2、3頭見えた時点で、一度ひっくり返し、♀を取り出して、再びケースに戻し、大きくなってから割り出すのがベストかな?と思うのですが、その時卵又は幼虫に、ダメージを与えないか心配です。
ネブトでも、初令、卵の状態で一度割り出しても、影響は無いですか?
Comment by Yuki — 2018年8月26日 @ 1:05 PM
Yukiさん
レスありがとうございます。
国産(本土)ネブトの場合、野外で採集した♀はなかなか産卵しないというのは良く耳にします。
すでに産卵を終えた後で採集されるから・・・という説も聞きます。
なのでワイルド個体♀からの産卵数はどれ位いくのかは私にもちょっと見当がつきません。
ケース側面から2~3頭見えて、中に数十頭いた場合もあれば、本当に見えていただけしかいなかったというのも良くある話です。私も何度も経験しました。
割り出し時が初令が良いか、2~3令になってから良いかの判断は、あくまで飼育する方のやり方になると思います。
あくまで私の場合は本土ネブトだったら、産卵セット開始から~ある程度の日数が経過してもエサ不足にならないように大きめのケースで産卵セットを組むかもしれません。(割り出しが遅くても良いように)
おそらく2~3令になってから割り出す派だと思います。
ですが、これも飼育者様それぞれやり方は違ってくるとおもいますので、どちらが良いかという事ははっきりとは分からないのが正直な見解です。
あくまで参考程度に聞いて頂ければ幸いです。
飼育日記担当:Shiho
Comment by tsukiyono — 2018年8月26日 @ 4:41 PM