ラコダールツヤクワガタの飼育【羽化報告】By 完熟マット+黒土マット
今回は久々の飼育ネタ。
この個体は数ヶ月前に羽化した個体ですが、飼育日記上での紹介がまだだったので、今回はラコダールツヤクワガタの羽化報告をご紹介します。
【ラコダールツヤクワガタ♂80.5mm】
【飼育種】
和名:ラコダールツヤタクワガタ
学名:Odontolabis lacordairei
産地:スマトラ島
累代:WF1
【親情報】
ワイルド♀42mm
【羽化体長】
♂80.5mm
【使用したエサ】
初令時:黒土マット
2~3令初期時:黒土マット+完熟マット
3令時:完熟マット
【使用した容器】
初令時:860ccプリンカップ
2~3令時:Pクリアボトル1400
【設定管理温度】
20~23℃前後
【羽化までにかかった時間】
1令投入後、約14ヶ月
(合計15ヶ月程度)
<羽化までの手順>
幼虫状態で回収(1令)
↓
初令時に使用したエサは産卵で使用したのと同じ黒土マット。これを860ccプリンカップで管理
↓
2令位になったところで、黒土マットに完熟マットをブレンド(割合:1:1)。この時はまだ860ccプリンカップ
↓
3令になった時点で、Pクリアボトル1400に容器替え。この時使用したマットは完熟マットのみ
↓
途中交換2回(完熟マットのみ)
↓
羽化 ♂80.5mm
上記、この流れで育てました。
上記のチャートでも書いておりますが、
今回初令時は産卵で使用したマットと同じ黒土マットを使用。
その後、2令位になったところで、黒土マットより若干栄養価の高い完熟マットを1:1の割合で混ぜました。
そして3令になった時点で、容器を大型のPクリアボトル1400に替えてエサも完熟マットのみにしました。
その後途中交換を2回程行い、管理温度は20℃前後でじっくりと成長させて、1令回収時より約15ヶ月後に羽化。
大歯型の♂80.5mmとなんとか80mmUPで羽化してくれました。
野外個体と比べるとまだまだのサイズです。今回は完熟マットをブレンドして行きましたが、更に栄養価の高いきのこマットをブレンドしても良かったかもしれません。
その配合が幼虫とマッチすればもう少しサイズアップ出来たかもしれません。
また次回試してみたいと思います。更に精進していきたいと思います。^^
※ここでご紹介させて頂いた考え方や飼育方法はあくまで私:Shiho個人のやり方&考え方であってそれを押し付けるものでは御座いません。あくまでもご参考程度にご覧頂ければ幸いです。よろしくお願い申し上げます。
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2018年11月5日
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きのこMat(昆虫マット・発酵マット), 完熟Mat(昆虫マット・発酵マット), 飼育ケース, 黒土マット(昆虫マット・発酵マット)
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