先日、親戚の叔父から一本の電話がかかってきました。

「庭の畑に沢山幼虫がいるから、欲しいなら採りに来んね~」

と。

 

叔父の畑は裏が山に接しているので、畑の堆肥場や、木を伐採した堆積場の腐敗した腐葉土に国産カブトムシが産卵に来ます。

 

私が虫屋というのを知っている叔父からせっかくお声がかかったので、行ってみることにしました。

 

 

叔父の家に着くと、

 

まだ一月というのに、桜がほぼ満開でした。

梅の花ならば咲いているのを見かけますが、桜は今年初めて見ました。とっても綺麗です!

 

 

さて、問題の堆積場はというと、

 

 

こちらですね。

枯れ木や落ち葉が沢山積もっています。

この中や下に国産カブトムシがいるはずです。

 

 

大きなスコップで、ゆっくりと丁寧に堆積物を掘り起こしていきます。

 

 

国産カブトムシはいきなり現れるので、激しく掘ってしまうと、スコップで傷付けてしまうため注意が必要です。

 

 

そして、

 

出て来ました!!

なかなか太った立派な国産カブトムシの幼虫です。

 

 

次々に面白いように出て来ます!!

真ん丸と太っていますね~^^

 

 

腐葉土や土化している場所だけでなく、

 

こういった木にも入り込んで、木の朽ちた部分を食してる場合もあります。

椎茸のほだ木から沢山カブトムシが出てくるのはよく聞く話です。

 

約1時間ほど、採集して、

 

こんなに沢山カブトムシ幼虫が採れました!

80頭位はいると思います。

 

 

いやぁ、楽しかったです。

今回は親戚の畑だったので、気兼ねなく採集する事が出来ました。

 

山間部でも、堆肥場や堆積場などで、カブトムシ幼虫を見かける事が出来ると思います。

ただ、そういった場所は必ず持ち主の方がいらっしゃいますので、採集する時は必ず断りを入れてから採集させてもらいましょう。

 

折角掘り出した幼虫ですから、今年の夏に無事羽化出来るように、きちんと育てたいと思います。

 

叔父さん、ありがとうございました^^

 

 

※この方法はあくまで私自身のやり方です。人それぞれによって採集方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。

 

※採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。(^^)

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