今年で31年続いた平成ももついに終わりですね。

私もクワカブ飼育を初めて約20数年位(採集歴はもっと長いです)になりますが、その間クワガタ業界では色んな昆虫達が登場し、また高いブームが巻き起こったクワカブもありました。

 

その中でも、あくまで私:Shiho個人の受けた印象ではございますが、【平成 振り返り:Shihoの記憶に残る昆虫達】と題名して、この平成を想い出し、振り返ってみたいと思います。

 

 

【アンタエウスオオクワガタブーム】

 

外国産の輸入:入荷が可能になって様々な虫達が日本にやって来るようになりました。

その中でも、特に人気が高まったクワガタの一つに、

 

アンタエウスオオクワガタ

 

があります。

 

このクワガタの人気は当時凄いものがありました。

 

当時のクワガタ雑誌。

どれもがアンタエウスオオクワガタの特集を挙げているほど大人気でした!

KUWATA 2号
BE KUWA 3号
くわがたマガジン創刊号 参照)

 

 

まずアンタエウスオオクワガタを知らない方の為に、アンタエウスとはどのようなクワガタなのかというと、

 

【アンタエウスオオクワガタ:♂84mm】
【産地:インド・ラチラ産】

 

【種類】
和名 アンタエウスオオクワガタ
学名 Doucus antaeus

【分布地域】
インド、ネパール、ブータン、パキスタン、マレーシア、ベトナム、ミャンマー、ラオス、タイ、中国 等・・・

 

上記画像のクワガタがアンタエウスオオクワガタです。

和名では、ミナミオオクワガタとも呼ばれていたこともあるようですが、学名のアンタエウスオオクワガタという呼び名が主流になっているようです。

 

私にとってこのアンタエウスオオクワガタ=通称アンテは気持ちの中では別格な存在です。

アンテブーム最盛期には幼虫1頭:数万円、成虫もレア産地のものになると数十万円~時には100万以上で取引されていたこともあったそうです。

 

アンテは生息分布がかなり広い為、個体形状も地域の特徴が出ています。

それがまた人気の秘密でもあるようです。

 

当時は特にインド、ブータン、ネパールなどのヒマラヤ系が特に人気が高い産地でした。

そして、アゴの湾曲が強く内歯が広いマレー系アンテも人気があり、横幅のアゴも太くがっちりしたタイ産なども人気がありました。

 

 

過去に私が羽化させたアンタエウスを2産地ではありますが、ご紹介してみたいと思います。

 

 

【産地:インド ・ガントク】

 

いわゆるヒマラヤ系アンテの代表とも言えるインドアンテです。

※ヒマラヤ系とはインド、ネパール、ブータン等のヒマラヤ山脈系に接する地域に生息しているアンテのことをそう言っています。

 

大型になると、内歯が前を向きやすくなり、光沢が強く、身体全体はスマートなタイプが多いのが特徴的と言われています。

体長も産地の中でも特に大きくなりやすく、90mmにも達する個体も見られるようです。

インドにも様々な産地があり、ダージリン、ラチラ、ガントク、ウエストベンガル・カリンポン等があります。

 

 

 

【産地:マレーシア:フレイザーヒル】

 

マレーシアのアンテの産地には、キャメロンハイランド、ゲンティンハイランド、フレイザーヒル等があります。

体長もインドなどのヒマラヤ系まで大きくななりませんが、アゴの湾曲の強さと内歯の幅(三角の部分)が大きく広がりを見せている個体に人気が高い傾向があるようです。

 

この他にも、タイ産やラオス産アンテは幅が広く重厚が個体が多く見られ、またベトナムのカオバンという産地のアンテは湾曲がとても強く見られる個体があり、根強い人気があるようです。

 

アンタエウスブーム、いやぁ懐かしいです。

それほどアンタエウスオオクワガタは爆発的な人気がありました!

それゆえ、その当時はアンテ、特にインドアンテを持っていると特別な気持ちになれていた気持ちを思い出します。

 

しばらくアンタエウスから遠ざかっているので、また久しぶりに飼育してみたいですね^^

 

 

※ここでご紹介させて頂いた考え方や知識&飼育方法はあくまで私:Shiho個人のやり方&考え方であってそれを押し付けるものでは御座いません。あくまでもご参考程度にご覧頂ければ幸いです。よろしくお願い申し上げます。